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あす29日(金)、ゴールデンウィーク初日の関東は、広く雨。30日(土)はいったん晴れるが、晴れの天気は長続きせず、その後は、たびたび雨具が必要になりそう。
ゴールデンウィーク前半(4月29日から5月3日)はヒンヤリする日が多いものの、後半(5月4日から8日)は半袖で過ごせる日も。服装選びに注意を。

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ゴールデンウィーク前半(4月29日から5月3日):晴れてもヒンヤリ

ゴールデンウィーク初日、あす29日(金)昭和の日は、前線を伴った低気圧が本州の南岸を東へ進む見込みです。関東には湿った空気が流れ込むため、昼頃から広い範囲で雨が降るでしょう。夜は南部で降り方の強まる所がありますので、急な強い雨に注意が必要です。

あさって30日(土)は高気圧に覆われて、広く晴れる見込みです。ただ、晴れの天気は長続きせず、5月1日(日)から2日(月)にかけては、前線や湿った空気の影響で雨の降る所が多いでしょう。

5月3日(火)憲法記念日は、各地で晴れる見込みです。青空の下で、こいのぼりが泳ぐ姿が見られそうです。

最高気温は、18℃前後で平年より低いでしょう。東京都心でも20℃に届かない日が多く、昼間でも羽織る物が必要になりそうです。

ゴールデンウィーク後半(5月4日から5月8日):7日(土)と8日(日)は汗ばむ陽気に

4日(水)みどりの日は、朝から晴れますが、午後は雲が広がりやすくなりそうです。5日(木)こどもの日から6日(金)にかけては、広い範囲で雨が降るでしょう。ただ、7日(土)から8日(日)は、各地で青空が広がる見込みです。

最高気温は、平年並みか平年より高いでしょう。7日(土)から8日(日)は、25℃以上の夏日になる所が多く、内陸部では、所々で30℃近くまで上がりそうです。急な暑さで熱中症の危険度が高まります。体に熱がこもらないように、服装を工夫したり、屋外ではこまめに休憩をとったり、水分を補給したりするなど、熱中症対策を心がけてください。

ゴールデンウィーク明けの9日(月)は晴れますが、天気はゆっくりと下り坂に向かい、10日(火)から11日(水)は雨の降る所が多いでしょう。

熱中症 応急処置のポイント

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ゴールデンウィーク期間中、外出先などで、めまいや立ちくらみ、頭痛など、熱中症かなと思う症状がみられたら、すぐに応急処置を行いましょう。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。

衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと、効果的に体温を下げることができます。

水分や塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。