メイン画像
メイン画像
この記事の写真をすべて見る

きょう30日(火)は、九州など日が差している所で気温が上がり、猛暑日になっている所があります。一方、曇りや雨の地域では、気温の上がり方が鈍く、東北や北海道では20℃を少し超えるくらいで10月並みという所も。

九州や四国で残暑厳しく 北は秋の空気

きょう30日(火)は、西日本を中心に晴れている所が多く、気温が上がっています。

午後3時までの最高気温は、大分県日田市で36.7℃と体温並みの厳しい暑さになっている他、福岡県太宰府市で36.1℃、島根県津和野町で35.1℃、愛媛県大洲市で35.0℃などと、アメダス12地点で35℃以上の猛暑日となりました。
台風11号が接近中の沖縄地方もきょうは晴れて気温が上がっていて、那覇市で最高気温が33.8℃まで上がり、今シーズン一番の暑さとなっています。

一方、関東から、東北、北海道にかけては雲が多く、所々で雨が降り、気温が上がりにくくなっています。
午後3時までの最高気温は、仙台市で22.4℃、福島市で22.6℃などと10月上旬並み、東京都心は26.2℃と9月下旬並みでした。

九州~東北南部まで残暑厳しく

画像B
画像B

あす31日(水)は、九州から関東にかけて最高気温が33℃前後まで上がり、残暑が厳しいでしょう。
関東はきょう30日(火)よりも5℃以上上がる所が多く、体に堪えそうです。
東北南部も25℃以上できょうより高いでしょう。

朝から暑くなる所が多く、日中も残暑が厳しくなりそうです。
熱中症にかからないようにご注意ください。

熱中症を引き起こす条件

画像C
画像C

熱中症は、誰でも発症するおそれがあり、引き起こす条件は、大きく3つ挙げられます。

1つめは「環境による条件」です。その日の気温が高いだけでなく、急に暑くなった日や、熱波の襲来も危険です。また、湿度が高い、風が弱い、日差しが強いといった気象条件も、熱中症を引き起こします。締め切った室内や、エアコンがない所といった環境も、熱中症には特に注意が必要です。

2つめは「体による条件」です。高齢者や乳幼児、体に障害がある方は、周りの方が特に気をつけてあげてください。肥満や持病(糖尿病、心臓病、精神疾患など)のある方も、熱中症にかかるリスクが高まります。低栄養状態、脱水状態の方は、体にこもった熱を、効率良く体の外へ逃がせなくなるおそれがあります。二日酔いや寝不足などの体調不良でも、熱中症にかかりやすくなってしまいますので、ご注意ください。

3つめは「行動による条件」です。激しい運動をしたり、慣れない運動をしたりすると、体内で熱が発生しますが、その熱が体の中にこもったままだと、熱中症にかかりやすくなります。長い時間の屋外作業や、水分補給がしにくい状況も、熱中症を引き起こす原因になりますので、十分お気を付けください。