これまでの経験で身についた、洗練されたサービス提供が評価され、現在のポジションを得た。企業相手のコーポレート担当としては、フランスのラグジュアリーブランドをはじめ、世界の有名企業がクライアントに名を連ねる。
また、同じ業務に携わるメンバーとは、常にオンライン会議を開いて、グローバルな業務を請け負う。
「彼らと話し合うのが、コロナの感染拡大、ウクライナ危機など、今も続く困難な状況についてです。人と同時に貨物の輸送網も支えています。毎秋のボージョレ・ヌーヴォから、大事なワクチンまで日々欠かさず運んでいます」
SDGs活動にも関わる。廃食用油などを原料とする、持続可能な航空燃料の量産に向けた取り組みに協賛する企業集めにも奔走している。
(ライター・金田千里)
※AERA 2022年9月19日号