コダック・ブラック、公営住宅で暮らす28世帯分の家賃数か月分を肩代わり
コダック・ブラック、公営住宅で暮らす28世帯分の家賃数か月分を肩代わり

 米ラッパーのコダック・ブラックが、立ち退きの危機に直面していた28世帯を救うため、今年末まで各家庭が安心して暮らせるよう彼らの家賃数か月分を肩代わりした。

 Hip Hop DXによると、コダックは自身のインスタグラム・ストーリーズに、「28家族が数か月分の家賃滞納で追い出されるところだった。彼らが滞納していた分と数か月先までの家賃を俺が払ったから、年内までは大丈夫だ」と綴った。

 その後、彼は再びストーリーズで最近の寛大な行為の動機について説明した。米フロリダ州にあるセクション8公営住宅で育ったコダックは、「俺は“公営住宅ベイビー”だ。公営住宅のためにやってんだ!」と投稿し、「人々は生きていくために必要なだけの現金に頼ってるんだよ」と付け加えた。

 別のインスタグラムの投稿で、コダックの親切な行いはZachariah McQueen財団との提携で進められたことが明らかにされた。28家族はそれぞれがフロリダ州ウェストパームビーチのメリー・プレイス公営住宅で暮らしている。

 コダックの最近の善行はそれだけにとどまらない。ある友人が育児関連の“ほしい物リスト”で公開していたアイテム全てをコダックがサプライズで提供したことを、アナという人物が自身のストーリーズで明かしている。彼女は、紙おむつで溢れるトラックの隣で満面の笑みを浮かべている彼の写真を共有し、「@KodakBlackは本当に寛大で思慮深い人です。数日前に小型トラックの荷台をいっぱいにして彼のベビー・シャワー(出産前の母親のために開かれるパーティー)に現れたんです」と報告している。