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北海道付近を通過している前線が東へ抜けた後、北海道上空にはこの時季としては強い寒気が流れ込みます。この影響で明日(18日)は一気に寒くなるでしょう。さらに23日(日)頃はさらに強い寒気が流れ込む可能性があります。このため平地でも雪の降る所があるかもしれません。

今日(18日)午後から急速に気温は下がる

北海道付近を前線が通過しています。午前中は9月下旬から10月上旬並みの暖かさとなった道内ですが、前線が通過した後は上空1500メートル付近には、マイナス3度くらいと11月上旬並みに相当するこの時季としては強い寒気が入ります。今夜にかけて気温は急速に下がり、明日(18日)は今日と比べてかなり寒くなります。季節がひと月ほど一気に進みそうです。

この影響で明日(18日)日中にかけて気温の上昇は鈍く、各地の最高気温は12度前後と10月下旬から11月上旬並みの寒さとなります。加えて冷たい西よりの風を伴うため、体に感じる気温としてはさらに寒く感じられるでしょう。

手袋やマフラーなど、風を通さないような工夫が必要となりそうです。また、ストーブを使う際には火の取り扱いなどに十分注意してください。

標高の高い峠付近は降雪や凍結の恐れ

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前回4日頃に同じような寒気が入った時も、標高が1000メートルを超える石北峠や三国峠では、一時的ですが路面が積雪状態となりました。今回も標高の高い峠では積雪状態となる恐れがあり、札幌近郊の中山峠などでも路面が凍結する恐れもあります。

峠越えをされる場合は冬タイヤなどの滑り止めの準備はもちろん、積雪や路面の凍結など道路の状況などの情報にも十分留意して下さい。

気温の変動が大きい一週間 23日頃は平地でも雪?

今回の寒気は19日(水)にかけて影響が残り、最高気温は10月下旬から11月上旬並みの状態が続きます。20日(木)からはいったん平年並みか平年より高くなりますが、23日(日)からは北海道上空にさらに強い寒気が流れ込む可能性があります。この影響で、もしかしたら北部の内陸などの平地でも雨が雪に変わる所があるかもしれません。

今週は日ごとの寒暖の差が非常に大きくなるでしょう。体調を崩さないよう心掛けるとともに、冬への準備がせかされる一週間となりそうです。