高橋幸宏、70歳で逝去
高橋幸宏、70歳で逝去

 高橋幸宏が、1月11日午前5時59分に享年70歳で逝去したことがわかった。 

 死因は、脳腫瘍により併発した誤嚥性肺炎。所属事務所からの発表によると、2020年夏に脳腫瘍が判明し、手術後は入退院を繰り返しながらリハビリが行われていた。2022年11月からは自宅での療養が続けられていたが、年末から容体が悪化し惜しくも帰らぬ人となった。

 高橋は、1952年東京生まれ。高校時代からスタジオ・ミュージシャンとして活動を始め、サディスティック・ミカ・バンドを経て、1978年にイエロー・マジック・オーケストラを結成。ソロとしても1978年のアルバム『Saravah!』から『LIFE ANEW』まで通算23枚のオリジナル・アルバムを発表した。ソロと併行して鈴木慶一とのTHE BEATNIKS、細野晴臣とのSKETCH SHOW、原田知世、高野寛らとのpupaなどでも活躍。ファッション・デザイナーとしても活躍した。本格的な音楽活動を開始してから50周年を迎えたことを記念し、2022年9月に記念ライブが開催。高橋本人も出演が予定されていたが、闘病中のため叶うことはなかった。

 後日、お別れの会が予定されている。

※記事初出し時に誤りがございました。お詫びして訂正いたします。