
デビュー5周年を迎えたTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE。メンバーの川村壱馬と吉野北人がグループへの思いを語った。AERA 2022年9月5日号から。
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大ヒットを記録した映画「HiGH&LOW THE WORST」の続編、「HiGH&LOW THE WORST X」に、引き続きメインキャストとして出演している。
「コロナ禍で話が一旦止まったこともので、『やっと撮影が始まった』というシンプルなうれしさがありました。前作をたくさんの人に観ていただけたので、その期待に応えられるように──。でも、プレッシャーはあまり感じずに、前作と同様、全力で臨ませてもらいました」(吉野)
主題歌も前作に続きTHE RAMPAGEが担当した。デビュー5周年を迎え、グループに対する思いもより強くなった。
「結束力は半端ないものがあると感じています。ことさら主張したいわけではないんですけど、メンバー16人一緒に経験してきた苦労のレベルが他のグループとは次元が違うと思うんです」(川村)
結成からデビューまで2年9カ月を要し、その間には合宿や、先輩グループの全国ツアーに裏方スタッフとして同行する等、ヘビーな下積み時代を経験した。
「スタッフとして活動した時期が1年半程あって、スタッフの方がいかにすごいことをやってくれているのかをリアルに感じました。それと同時に、マイナスの感情になることもたくさんあったけど、その度に16人全員が『ここ乗り越えてマジで頑張ろう』と感じた経験を経ている。だからこそ、僕たちの間には言葉にできない信頼感があると思っています」(川村)
「HiGH&LOW THE WORST X」にTHE RAMPAGEのメンバーが複数出演していることも、気合が入った要因だ。
「僕たちが所属するLDHが中心となって制作しているシリーズ。しっかりTHE RAMPAGEに返るものがあるように、前作に増して気合が入りました」(吉野)
アーティストとして役者として、挑戦は続く。(ライター・小松香里)

※AERA 2022年9月5日号