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あす18日(土)と19日(日)は全国的に春の暖かさ。週明け21日(火)頃は真冬の寒さに。わずか数日の間に、最高気温が10℃以上低くなる所も。服装でうまく調節を。

今週末 季節先取りの暖かさ

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今週末から来週にかけては、これまで以上に激しい寒暖差となりそうです。日ごとの気温の特徴をまとめます。

今週末は、暖かい空気が優勢です。あす18日(土)は日本海側から天気が下り坂となりますが、列島に暖かい空気が流れ込むでしょう。最高気温は、九州や四国では広く15℃を超えて、4月並みの暖かさの所もありそうです。午前を中心に晴れる関東は、15℃くらいまで上がる所も。夜も暖かい南よりの風の影響で、気温はほとんど下がらないでしょう。

19日(日)は、前線の影響で広い範囲で雨が降るでしょう。前線が通過した後は次第に冷たい空気が流れ込むため、日本海側では朝よりも夜の方が寒くなる所もありそうです。ただ、暖かい空気に覆われる東海や関東などは、曇りや雨でも気温が上昇。東京の最高気温は19℃と、4月中旬並みの暖かさでしょう。

21日(火)頃 真冬の寒さに

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週明けは、次第に冷たい空気が優勢になります。冬型の気圧配置が強まる20日(月)から21日(火)にかけては、上空に強い寒気が流れ込むでしょう。21日(火)の夜には、上空1500メートル付近でマイナス9℃以下の(マイナス6℃:平地で降れば雪になる目安)の寒気にすっぽりと覆われる予想です。

21日(火)の最高気温は、札幌でマイナス5℃と凍てつく寒さ。関東から九州は7℃くらいの所が多く、冷たい北風の影響で、いっそう寒く感じられそうです。寒さの底は22日(水)の朝で、23日(木・天皇誕生日)には寒さが和らぎそうです。24日(金)は広い範囲で雨が降りますが、極端な冷え込みはなく、この時期としては気温が高くなるでしょう。

気温と服装の目安

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気温と服装の目安です。

今週末から来週にかけては、春本番の暖かさから真冬の寒さへと、気温差が大きくなります。東京の最高気温は、19日(土)と21日(火)の差が約12℃。気温差5℃で服装1枚に相当すると言われています。風向きなどでも体感が変わりますので、お出かけする時間帯やその日の天気に合わせて、服装でうまく調節しましょう。人により暑さや寒さの感じ方が異なるため、あくまで目安とお考えください。