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きょう13日朝、東京の桜の標本木は、多くの蕾が膨らんでおり、2輪はすでに花が咲いていました。きょう、あすにも開花の発表があるかもしれません。

東京 暖かさ続きで早くも桜がほころぶ

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関東地方は、先週から季節先取りの暖かさが続いていました。きょう13日の朝、靖国神社にある東京の桜の標本木を観察すると、早くもたくさんの蕾がピンク色に膨らんでおり、2輪はすでに咲いていました。

早ければきょう午後、またはあすにでも、気象庁から開花の発表があるかもしれません。

きょう開花発表となれば、過去最も早い開花です(これまでの最早は2021年と2020年の3月14日)。

桜の開花日とは

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桜の開花日とは、標本木で5~6輪以上の花が咲いた状態となった最初の日です。なお、胴咲き(枝ではなく幹や根から咲く)による開花は、通常の開花とは異なるプロセスによると考えらえることから、5~6輪に含まれません。

観測の対象は多くの地域でソメイヨシノです。ただ、ソメイヨシノが生育できない地域である沖縄県から名瀬にかけてはヒカンザクラ、北海道地方の一部ではエゾヤマザクラが観測されています。

一般的に、桜は咲き始めてから1週間程度で満開を迎えます。ただし、寒冷な地方ほど開花から満開までの期間は短く、東北北部では開花から満開までは4から5日程度と短くなります。