故ジョージ・マイケル、2023年【ロックの殿堂】ファン投票で100万票以上を集め首位
故ジョージ・マイケル、2023年【ロックの殿堂】ファン投票で100万票以上を集め首位

 現地時間2023年4月28日、今年の【ロックの殿堂】入り候補者リストの投票が終了し、故ジョージ・マイケルがファン投票のトップに立った。ファン投票で1位になっても彼の殿堂入りが保証されるわけではないが、ここで彼は100万票以上(1,040,072票)を獲得し、2位のシンディ・ローパー(928,113)、さらに故ウォーレン・ジヴォン(634,130)やアイアン・メイデン(449,682)、サウンドガーデン(427,040)にも余裕を持って差を付けた。

 過去5回のファン投票勝者のうち、2020年に10万票を超えたにもかかわらず入らなかったデイヴ・マシューズ・バンド以外は殿堂入りを果たしている。現地時間5月3日に今年の候補者リストが発表される。

 今年の【ロックの殿堂】入りが期待されているのは、5回ノミネートされているレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、4回ノミネートされているケイト・ブッシュ、2回目のノミネートとなるサウンドガーデン、アイアン・メイデン、ア・トライブ・コールド・クエスト、ザ・スピナーズ、そして初ノミネートとなったミッシー・エリオットとホワイト・ストライプスだ。ほかにも、今年はシェリル・クロウ、ジョイ・ディヴィジョン/ニュー・オーダー、そしてウィリー・ネルソンもノミネートされている。

 【ロックの殿堂】入りの対象となるには、アーティストの最初の商業的リリースが、ノミネート年の少なくとも25年前に発表されている必要がある。今年の授賞式は秋に行われる予定だ。ファン投票によって選ばれた上位5名のアーティストが、【ロックの殿堂】の国際投票機関の投票と合わせて集計され、2023年の殿堂入りアーティストが決定される。