「老若男女問わず、視聴者の間で高まっているのは『本物志向』です。生歌はアーティストの真の実力が問われる。『生歌は嫌だ』と拒否する出演者もいるかもしれませんが、それなら出場を辞退してもらってもいいぐらいの覚悟がNHKに必要かもしれません。うまい下手より視聴者に訴えかける力が生歌にはあります。視聴率に一喜一憂するより、歌手が歌うことに特化した番組作りで質を高めた方が結果的に注目度も高まりますし、『生歌で勝負』を前面に出すのは視聴者のニーズにもマッチすると思います。実際にそういう歌番組が少なくなっています」(スポーツ紙記者)

 時代の変化と共に、変わりゆくもの、伝統を引き継いで変わらないものがある。紅白歌合戦はどう変化していくか。(西川秀之)

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