現在は、社会情勢の変化や終身雇用制度の維持の難しさから、副業や兼業を認めている企業もあります。厚生労働省も、副業・兼業の促進に関するガイドラインで、副業のメリットを挙げ、企業側にも労働者の副業を認める方向で検討することが求められています。会社としては、「本業に専念してもらいたい」「副業によって業務に支障がでるのではないか」という懸念もありますが、ある程度の規定を設け、副業を認める方向性のある企業がこれからの時代は望まれていると思います。

 YouTubeを副業で行うと、動画の編集や撮影や制作技術だけではなく、チャンネルを伸ばすためのマーケティングやリサーチや工夫も多く学べます。個人のスキルとして、会社にメリットをもたらす可能性も多くあります。副業によりスキルアップして本業に生かせることもあると思います。ただし、念頭におくべきは、副業は労働時間も増える作業であり、「複業」という認識の方が正しいという点です。ワークライフバランスを考えて行動しないと、本業も副業も疎かになります。時間の管理や使い方について、見直す作業も必要になります。全ての人に適した働き方とは言いませんが、これからの働き方として、複数の仕事をする複業は、より一般的なものになると思われます。

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