治療家 ・野上浩一郎氏(提供)
治療家 ・野上浩一郎氏(提供)
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 食欲を我慢したり辛い運動をするダイエットは一度は成功しても必ずリバウンドする。我慢なしで痩せられて二度とリバウンドしない仕組みを提案し発売即3刷になった話題の書籍『3か月で自然に痩せていく仕組み』の著者、治療家でダイエットコーチの野上浩一郎さんが、同書の中から「太らないお酒の飲み方」について解説する。

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 お酒を飲むと太りやすくなる、と感じている方も多いかと思います。お酒を飲むと食欲が増進して、食べ過ぎるということもありますが、それを除いても、確かにお酒には太りやすくなる作用があります。

でも安心してください。実は飲み方さえ工夫すれば、太りやすいお酒も諦める必要はありません。 

 そもそも、なぜお酒を飲むと太りやすくなるのでしょうか?

 アルコールの大半は肝臓で代謝されますが、肝臓はアルコールだけではなく、糖質や脂質、タンパク質の代謝も行っています。お酒は本来、体にとって不要なものなので、体内に入ると優先的に分解されます。

その結果、糖質や脂質、タンパク質などの処理が後回しにされ、体脂肪が蓄積しやすくなるのです。つまり肝臓にアルコールが入っている限り、太りやすい状態が続くということです。

 48時間アルコールを入れない状態を作る

 そこで大切なのが、肝臓にアルコールが入っていない状態を作ること。そして、糖質や脂質をスムーズに代謝できるように、肝臓の負担を軽減することです。

 48時間連続でアルコールが入ってこない状態を作れば、アルコールは完全に代謝されますし、肝臓の疲れもリセットされることがわかっています。

 だから、休肝日は1日ではなく、2日連続とることが大事なのです。

 極端に言えば、1週間に摂るアルコールの総量が同じであれば、毎日少量をちょこちょこ飲むよりも、週5日はそこそこ飲んで週2日は連続で完全にお酒を抜いたほうが、痩せやすくなり健康にもよいということですね。

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飲む際にお酒と同量の水分を!