週刊誌報道で複数の女性との不倫が報じられたアンジャッシュの渡部建が1年7カ月ぶりに芸能活動を再開することを発表し、15日放送の千葉テレビのバラエティー番組「白黒アンジャッシュ」がメディアの前で顔を出す初仕事となった。
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相方の児嶋一哉に促されて登場した渡部は硬い表情で、「視聴者の皆さん、僕がしてしまった本当にバカげたことで大変ご迷惑をおかけしたこと、心よりお詫び申し上げます。本当にすみませんでした。特に多目的トイレを必要としている方々、大変な不便をおかけしましたし不快な思いをさせてしました。本当に申し訳ありません」と頭を深々と下げた。
複数の女性との不倫や多目的トイレでの性行為などが週刊誌で報じられたのが2020年6月。渡部の妻・佐々木希、子供だけでなく相方の児嶋も辛い思いをしてきた。再び渡部が芸能活動をすることに反対の声も耳に入っていただろう。渡部は児嶋に対し、「本当に謝っても謝りきれないというか…迷惑をどれだけ掛けたか想像は計り知れない。いろんな人から言われることがあっただろうし、本当に申し訳ないと心より本当に反省しております。ごめんなさい」と謝罪。児嶋は「ちょっと感情がぐちゃぐちゃになっているんだけど、会うたびに嫌味なくらい言っているけど、やっぱりおまえの人間性だと思う。やっぱり調子に乗っていた。偉そうにしているな、態度でかいなとか、『なんでそんなことを言うんだろうか』と相方として注意できなかったし、責任を感じている。これからは気づいたら言うし、触れていくからなっていう話は散々している」と時折声を上ずらせながら、語気を強めた。
「芸能活動復帰に1年7カ月かかったことに対し、様々な意見はありますが、スポンサーや視聴者の反応を見て出演できる番組がなかったのが現実だったと思います。今回復帰の場を用意した千葉テレビに賛否両論の声もありましたが、ネット上では思いのほか理解を示す意見が多かった。もちろん渡部さんを見たくないという人もいるのでしょう。これは致し方ない。千葉テレビは視聴者が離れるという大きなリスクを覚悟の上で、渡部さんを出演させた。白黒アンジャッシュは04年から番組開始して18年が経とうとしている。制作スタッフは特別な思いがあるでしょう。スポンサーの理解を得られたことにも感謝しなければいけない。今後他局でテレビ番組の出演が一気に増えるとは考えづらいですが、地道にコツコツ続けるしかないと思います」(スポーツ紙芸能担当記者)