MEGUMI
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 2月末で最終回を迎えた吉田鋼太郎主演ドラマ「おいハンサム!!」(フジテレビ系)に出演していたMEGUMI(40)が女優として高評価を得ている。同作では三姉妹の母親役を演じていたのだが、実年齢より10歳上のアラフィフ母という設定。MEGUMIといえば、いまだグラビアアイドルのイメージを持つ人が多いなかで、SNSでは「若いのにお母さん感が出ててすごい」「さらっとその辺のおかんを醸し出しててビックリ」と、演技を評価する声が集まっていた。

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 MEGUMIがグラビアアイドルとして人気を集めたのは2000年代前半。プライベートでは08年にDragon Ashのボーカル・降谷建志と結婚し、翌年に第一子となる男児を出産。00年代は“毒舌系”バラエティータレントとしても活躍したが、現在は女優としての活動が中心になっている。2020年以降を見ると「伝説のお母さん」(NHK総合)、「極主夫道」(日本テレビ系)、「あのときキスしておけば」(テレビ朝日系)など、多数のドラマに出演し、アラフォーになっても出演作は途切れない。グラビア出身で成功した女優といえば、同じ旧イエローキャブ所属で、現在「鎌倉殿の13人」で北条政子役を演じている小池栄子が真っ先に思い浮かぶが、MEGUMIも負けず劣らずの活躍をみせている。

「小池さんの実力は広く知られていますが、MEGUMIさんも独特の味があって、たしかな演技力を持っています。例えば『痛快TV スカッとジャパン』(フジテレビ系)では、周囲にマウントを取りまくるボスママなど、悪女役がけっこうハマるんです。視聴者からも『MEGUMIの嫌な女の演技が最高』と、称賛の声がよく見られます。一方、映画『孤狼の血』で見せた、警察署の中で卑猥なことをする女性役のように、ふしだらな役をやらせてもうまい。『極主夫道』では、婦人会会長で大声・早口の強烈なおばちゃんキャラを好演していますが、『会長のシーンは毎回笑える』などSNSでも好評で、コメディーでも存在感を発揮しています」(民放ドラマ制作スタッフ)

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