ブタさんのつぶらな瞳で語られると思わず笑っちゃうけど、事実は笑えないえげつなさ。そんな港区の阿鼻叫喚(あびきょうかん)も、コロナ禍で変化したそうな。
めっきり減った案件(飲み会)の奪い合い。港区に「キラキラ体験」を夢見てきたキョウコさんは自問自答する。「私は今キラキラしてるのかな?」と。そして彼氏との結婚を決意した(ここまで前回のお話)。
さて再登場した彼女は、あっさり婚約破棄していた。その後、港区おじさんに家賃を払ってもらいタワマンに住んでいたが、最近マッチングアプリで出会ったHIKAKIN似の新たな彼氏と婚約。
激動すぎだぜ、港区女子。一応、港区おじさんは全て断ち切ったとか。なぜなら「ゆうこりんみたいなキラキラしたママタレになりたいんです」。
果たして今、ゆうこりんはキラキラしているのだろうか。どこかのSNSでさんざん見たようなありふれたキラキラを、ギラギラと語る港区女子。2年に1回くらい、その後を報告してほしい。
カトリーヌあやこ/漫画家&TVウォッチャー。「週刊ザテレビジョン」でイラストコラム「すちゃらかTV!」を連載中。著書にフィギュアスケートルポ漫画「フィギュアおばかさん」(新書館)など
※週刊朝日 2022年4月8日号