二階氏は、80歳を超える年齢、衆院の定数見直し「10増10減」案の関係もあり、次期衆院選への去就が注目されている。
「二階先生の看板政策は、国土強靱(きょうじん)化計画とならんで和歌山県へのIR誘致。その実現のために、次の衆院選でも戦うぞと言っていた。大きな柱の一つを失ってしまったことになる。それにIRは撤退しましたが、菅義偉前首相の横浜市と張り合っていた時期もありますから、ショックは余計にありますよね」
前出の二階派の国会議員はそう話し、続けた。
「二階先生のご威光が薄れてきたようにみられかねない、和歌山IRの否決です」
(AERAdot.編集部 今西憲之)
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