撮影/写真部・松永卓也
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 現在3歳になる男の子を育てるryuchellりゅうちぇる)さんとpecoぺこ)さん。「無理なときは、サボったっていい」「叱っても愛を伝えるのが大事」など、夫婦が発信する“子育て論”に、SNSでは「救われた」「ためになる」など、共感の声も寄せられています。そんな二人が、日々の育児について、交互で語る連載「ryuchell&pecoの子育て日記」。今回は、ryuchellさんに、子どもの夢とどう向き合っているのか、聞きました。

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 子どもに「将来なにがしたい?」って聞くと、「ダンスがしたい!」っていいます。ディズニーのダンサーみたいに踊るのに憧れて、そうなるのが夢なんです。「絶対できるよ」と僕も応援しています。

 少し前までは「ダダ(パパ)みたいにテレビに出たい」って言っていたんですが、今ではダンサーです(笑)

 このままダンスが好きで、それが将来のお仕事になるのであれば、とてもいいことだと思いますが、「やっぱりおまわりさんになりたい」とか、これから違う夢を見つけることになるかもしれない。

 だから、その都度、好きなことをどんどんやっていけばいいと思うんです。それで本当に好きなことを見つけることにつながればなと思っています。

 ダンスが好きなので、いまはクラシックバレエを習っていますが、恐竜や車も大好きです。だから、恐竜とか車のおもちゃで遊んだり、図鑑とかを見たり、博物館やテーマパークに連れて行ったり、イベントに参加したりとかしています。

 自分の好きな気持ちを大切にできる子、好きなことが好きなんだと言える子に育ってほしいです。

 本人が好きなら、ゲームでもいいです。少し前の世代だと、子どもがゲームに熱中していたら嫌だという人もいると思いますが、いまではプロゲーマーもいて、稼げますからね。ゲームの開発者も立派なお仕事です。

 子どもの「好き」に親がどう向き合うかも大切なことですね。

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なぜ子どもの間違いをたださないのか