小芝:はい。このあいだの母の日は、ちょっとぜいたくランチをしてきました。
林:いいなあ、こんなお嬢さんがいたら。うち小芝さんと同年代の娘がいますけど、口もきいてくれないし、口を開けば文句ばっかりだし(笑)。
小芝:もう反抗期は終わってますよね。
林:終わってるけど、一生反抗期だと思う(笑)。
小芝:わが家はみんな反抗期が短かったかもしれないです。
林:それはスケートという共通のものがあったからじゃないですか。
小芝:それもありますし、母がめっちゃコワいから(笑)。スケート習ってる当時は、“愛のこぶし”がけっこうありました。こぶしじゃなくて平手打ちなんですけど(笑)。もちろん愛のムチですが。
林:もちろん、もちろん。
小芝:でも、いまは母の気持ちがわかります。
林:なんていいお嬢さんなんでしょう。私が娘をちょっとたたくと「虐待で訴えてやる」とか言うから。
小芝:アハハハ。
林:お母さまはいまのご活躍、すごく喜んでるでしょうね。
小芝:そうですね。母も「妖怪シェアハウス」が大好きで、映画も「一緒に見に行こう」って約束してます。でも、「不安は尽きないね」という話をよくしてますね。
林:えっ、今後もいっぱいお仕事が入ってるじゃないですか。
小芝:でも、5年後とかはわからないから、とにかくいまある仕事を一生懸命するということでめいっぱいなんです。
林:ここまできたら大丈夫ですよ。お母さまにもそうお伝えください。
小芝:ありがとうございます。
林:お母さま、おきれいなんでしょうね。
小芝:娘が言うのもあれなんですけど、きれいだと思います。
林:まだメディアにお出になったことないですよね。
小芝:ないです。「絶対イヤだ」と言ってます。
林:よけい拝見したくなっちゃった。
(構成/本誌・唐澤俊介 編集協力/一木俊雄)
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※週刊朝日 2022年6月24日号より抜粋