安田大サーカス・クロちゃん(写真:「レンタルクロちゃん」ホームページから)
安田大サーカス・クロちゃん(写真:「レンタルクロちゃん」ホームページから)
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 安田大サーカスのクロちゃんが、気になるトピックについて"真実"のみを語る連載「死ぬ前に話しておきたい恋の話」。今回のテーマは「ローカル番組」。現在、自身の故郷である広島県で冠ローカル番組を持っているクロちゃん。全国放送とは一味違う仕事内容に新鮮味を感じることも多く、純粋に楽しいという。クロちゃんが語るローカル番組の魅力とは?

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 ボクは、今、「レンタルクロちゃん」(中国放送)という広島県のローカル番組をやらせてもらっている。ボクの低すぎる好感度をなんとかアップさせようっていうコンセプトでスタートして今年で3年目を迎えた。とにかく自由度の高い番組だから、困惑することも多いけど、毎回楽しくロケさせてもらっている。ただ、事前にロケの内容はまったく教えてもらえないから、全国放送であろうとローカルであろうと、ボクの扱いって結局一緒なんだなって改めて感じている(笑)。

 ちなみに、ボクは広島県の出身。ありがたいことに、ボクは自分の故郷で自分の名前の入った冠番組をやらせてもらっている。これは、ほんとうに感慨深い。

 実は、ボクは昔から故郷で自分の冠番組をもつのが夢だった。やっぱり両親は喜んでくれるだろうって思っていたし、そして、何よりボクは広島県が大好きだからね。

 同じ広島県出身の芸人でいえば、かつては有吉(弘行)さんもレギュラーで番組を持っていたし、アンガールズにいたっては「元就。」という人気番組をもう10年以上もやっている。そんな活躍をみながら「うらやましいな」って思ったことは何度もあった。両親からも「なんで、あんたは広島のテレビに出られないの?」ってよく聞かれていたから余計にそう感じていたのかも。だから、オファーがきた時は、ほんとうにうれしかったよ。

 冒頭でも伝えたように、ローカル番組は、全国放送の番組よりも自由度が高い(あくまでもボクの体感)。コンセプトやルールは途中でコロコロ変わっていくし、ロケ中の雰囲気もかなりゆるい。ちなみに、ボクの番組の場合は、とにかくずーーーっとカメラをまわし続けているから、気の抜けた状態の時もがっつり撮られているし、平気でそれをオンエアもされている。過去には、ボクがロケ車でスタッフとただダラダラとしゃべっているだけの回とかもあったからね。その時はさすがにイカれてるなって思った(笑)。だって、画変わりはほとんどないわけだからね。不安だったから、ディレクターに「大丈夫なの?」って聞いてみたんだけど、「街ブラする回よりもなぜかそっちのほうが視聴率良いんですよ」って笑いながら言っていた。ボクって画力が強いんだろうか(笑)、なんか不思議だよね。

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クロちゃん

クロちゃん

クロちゃん/1976年12月10日生まれ。広島県出身。2001年4月に団長安田、HIROと「安田大サーカス」を結成。スキンヘッド、強面には似合わないソプラノボイスが特徴。『水曜日のダウンタウン』(TBS系)でみせたモンスターキャラで再び注目を集める。その他、『レンタルクロちゃん』(中国放送)、『アッパレやってまーす!月曜日』(MBSラジオ)、『クロちゃんとクルーちゃん』(ABEMA)、『クロちゃんねる』(YouTube)などに出演中

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