※写真はイメージです (GettyImages)
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 お金へのこだわりが強い人、と聞くと、どんどん貯金を増やして投資も成功させて……というイメージがあるかもしれません。しかしこだわりというのは方向性を間違うとむしろマイナスに働いてしまうもの。亭主関白というか、大黒柱としての意識が強い、ある男性のこだわりとは。(家計再生コンサルタント 横山光昭)

お金に対する考え、行動は常にアップデートを

 家計相談に来られる方の中には、お金へのこだわりが強い方もいます。通常は良い方に働くことが多い「こだわり」ですが、少し方向が違うというか、悪い方へこだわりが働いてしまうという人もいます。「お金を貯めるには貯蓄目的の保険がいい」とか、「投資はギャンブルだから、してはいけない」という昔からの先入観的なこだわりの場合もありますし、稼ぐことにこだわって支出については全く考慮しない、というタイプの方もいます。

「こうじゃなきゃダメ」と思い込むよりも、その時の状況に合わせて柔軟に考え、自分自身をアップデートしていけるといいのですが、こだわる方は、自分の考えも行動も、なかなか変えることができません。変われば将来もきっと良い方に変わるでしょうに、もったいないことだと思います。

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「自分が稼いで妻を養う」から、妻のパート代は家計に含めない