新型コロナウイルスの影響で、ゴルフの練習やラウンドに行くことが難しくなった人も多いでしょう。しかしゴルフの練習は自宅でもできます。

この記事では自宅でできるゴルフ練習やおすすめグッズ、自宅ゴルフ練習のポイントや注意点を解説します。外出ができないステイホーム期間だからこそ、自宅で練習してレベルアップを図りましょう。

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自宅でのゴルフ練習はどんなことができる?

ゴルフを練習するには広いスペースが必要と考える方もいるかもしれません。しかし自宅でもゴルフ練習は可能です。今日からできる練習方法を紹介します。

■1. 素振り練習

ゴルフ練習に必ずボールが必要なわけではありません。野球選手が素振りをするように、ゴルフの練習にも素振りは重要です。素振りを練習すれば、ボールを思うように飛ばせるフォームを身につけられます。実際にクラブを使ってボールを打つ時、フォームよりも飛距離や弾道が気になってしまう方が多いのではないでしょうか。もちろん飛距離や弾道も大切なのですが、そればかり気にしていては正しいフォームやスイングが身に付きにくいです。ゴルフを上達させるためには正しいフォームやスイングを身につけることが大切ですので、ボールが使えない自宅でこそ、素振り練習をしましょう。自宅での素振り練習を取り入れるだけで、ゴルフの腕前が格段にアップします。

■2. スイングリズム練習

プロゴルファーやアマチュアでも上手なゴルファーのスイングを見てみると、構えてから実際にクラブを振り切るまでのリズムが安定していることに気づくはずです。自宅での練習では、構え・バックスイング・トップ・ダウンスイング・インパクト・フィニッシュまでを一定のリズムで行えるように練習してみましょう。先ほどフォームやスイングはゴルフの上達にとても大切とお話ししましたが、いくら正しいフォーム・スイングが身に付いていても、リズムが安定しなければ、安定したショットが打てません。スイングリズム練習もゴルフボールは必要ありませんので、自宅練習に最適です。

■3. アプローチ練習

アプローチ練習はクラブをフルスイングしなくてもできるので、スペースがあまりない自宅での練習にも最適です。ボールは必要となる練習ですが、ゴルフボール以外のものを代用すれば室内でも行えます。アプローチ練習はプロゴルファーでもパターと同じくらい大切にしている練習です。ラウンドに出た時も、アプローチがうまくできれば、ドライバーやアイアンでうまく飛ばせなくても、修正して好スコアを出せます。

■4. パター練習

昔から自宅でできるゴルフ練習の定番になっているのがパター練習です。パター練習は室内はもちろん、屋外でも狭いスペースで練習しやすいです。ボールを転がすだけなので、ゴルフボールを使った練習でも壁や窓を壊してしまう心配はありません。自宅ではパターで必要な距離感を掴む練習は難しい場合が多いですが、狙った方向に打てるように練習をしてみましょう。

自宅でのゴルフ練習を可能にするグッズ

自宅でのゴルフ練習におすすめのグッズを練習内容ごとに紹介します。

■素振り練習:タオル

簡単に素振りができるグッズが自宅にあるタオルです。タオルは1mくらいの長さのスポーツタオルやマフラータオルがおすすめです。タオルの先を丸くしてゴムで縛り、それを使ってクラブと同じように素振りを練習します。

■スイングリズム練習:メトロノーム

スイングのリズムを練習するためには、一定のリズムが刻めるメトロノームがおすすめです。楽器演奏に使うようなメトロノームを購入してもいいですが、スマホのアプリでメトロノームをダウンロードして使っても問題ありません。

■アプローチ練習:ウレタンボール

アプローチ練習でゴルフボールを使うと、室内のものを壊してしまう恐れがあります。そこで自宅でのアプローチ練習には、ゴルフボール大のウレタンボールが最適です。部屋の中でも安心してボールが打てます。

■パター練習:硬貨

パターで狙った方向にボールを打つためには、正しいスイングを身につける必要があります。そんな時に役立つのが硬貨です。パターの溝部分に硬貨を置いて、硬貨を落とさないようにスイングしてみましょう。この練習を続ければ、狙った方向にパターでボールを打ち出せます。

自宅でゴルフ練習を行う際のポイントと注意点

最後に自宅でゴルフ練習を行う際のポイントと注意点を解説します。効率よくゴルフを上達させるために、ポイントと注意点も押さえておきましょう。

■ポイント

ゴルフ練習を自宅で行うポイントは、できるだけ毎日練習し、習慣化することです。1度に何時間も練習する必要はありませんが、必ず1日5〜10分程度でもいいので、練習するようにしましょう。食事の前、出勤前、睡眠前など練習するタイミングを決めておけば習慣化しやすいです。また練習する際は、自分のフォームを確認することをおすすめします。鏡でチェックしてもOKですが、できればスマホなどを使って動画を撮影しましょう。

■注意点

ゴルフ練習を自宅で続けられるようにするためには、周りの人に迷惑をかけないことが大切です。特にマンションなど集合住宅に住んでいる場合、騒音対策を徹底しましょう。自宅の場合でも、家具や壁などを壊してしまわないために、ボールやクラブを使わない練習ができるよう工夫しましょう。

自宅練習こそゴルフ上達の鍵!練習を習慣化しよう

どれだけゴルフが好きでも毎日のようにゴルフ練習場に行くのは難しいです。しかも今はコロナ禍の影響もあるため、思うように外出できません。そんな時だからこそ、自宅での練習を充実させてましょう。短時間でもいいので練習を習慣化してみてください。

いざラウンドに行ける日が来たら気になるのは天気です。ゴルフ場の天気が知りたいときは、ぜひ天気予報専門メディア「tenki.jp」で公開している「全国のゴルフ場の天気」をチェックしてください。