東京都はAERAdot.の取材に対し、「アッコにおまかせ!」で竹山が問題となる発言をした翌日の3月29日付で文書をTBSと竹山の所属事務所に送ったことを認めている。
「抗議文というか、注意文を送付させていただきました。謝罪を求める内容ではありません。事実に反する内容があったので、そこは都民に誤解を与えるので注意をして頂きたいという内容です。今後の対応としては報道内容についての訂正を行うとともに、事実にそくした適正な報道や発言を求めるという趣旨の文書を送付させていただいた」(東京都政策企画局)
都から文書を受け取ったTBSはAERAdot.の取材に対し、こう回答している。
「(3月)28日の放送で誤った情報をお伝えしたので、番組の判断で、翌週4日に、YouTube動画の制作費について正確な情報をお伝えするとともに、視聴者に対して、お詫びすることとしました。都の申し入れとは関係ありません」
一連の騒動を受け、竹山は4日のAbemaTV「カンニング竹山の土曜The NIGHT」で、事実誤認のあった発言については陳謝しつつも、「もっと違うお金の使い方があるんじゃないか」と都の公金の使い方に疑問を投げかけた。
さらに、「何がおかしいのか、オープンの場で検証することが必要だと思う」と言い、次回11日に放送する同番組で、広報費を調査した上田都議と小池百合子都知事が率いる「都民ファーストの会」の都議を招いて討論する予定だという。竹山が仕掛ける「第2ラウンド」に注目したい。
(AERA dot.編集部 岩下明日香)