後日、彼は笑顔満面で、早速、彼女に提案してみたところ、見事、受け入れられたそうだ。とはいえ、私は提案時に同時に警告もしておいた方がいいと思い、彼にはこう伝えたのだ。
「もし、彼女がアニバ女(=アニバーサリー女…記念日に固執する女)だとしたら、記念日が増えちゃうから注意してね」
もし、あなたの彼女が「今日は何の日でしょう?」クイズが大好きで、その正解が「2人でお揃いのマグカップを買った日!」というようなJK思考から一歩も動いていないのならば、結婚生活はかなり「めんどくさい」ものになること請け合いである。
3.ハンドルの遊びがないGPS女タイプ「今、どこにいるの?」
あなたの彼女は「GPS(=グローバル・ポジショニング・システム;地球上の現在位置を測定するためのシステム)女」の可能性はないだろうか?
世の中には、自分のモノ認定をくだした途端に相手を「束縛したがる」女がいる。
その原因は過去、彼氏に浮気された経験があってトラウマ化しているケースであるとか、あまりに自分に自信がないために彼の愛を信じ切れなかったケース、元々、過剰に支配欲に溢れているケース等が挙げられると思う。
「今、どこにいるの?」「何をしているの?」「誰と一緒なの?」「何時に帰ってくるの?」
最初は言葉での確認だけだったのに、その返事さえも疑い出し、勝手に悩み苦しむのだ。
それで、不安に耐えかねて、文明の利器であるGPSで彼氏の居場所確認=監視をしてしまうのである。
過剰に束縛される側も大変ではあるが、実は、そういう暮らしに疲れ果てていくのは監視している当人であることが多い。
なぜならば、居場所を突き止め「ハイ、安心!」という人ならば、最初からこういうことはしないからだ。