木村文乃(写真:AP/アフロ)
木村文乃(写真:AP/アフロ)
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 人気絶頂のSnow Man・ラウールをホスト役に配した今期のドラマ「愛の、がっこう。」(フジテレビ系)が振るわない。主演の木村文乃(37)演じる真面目な学校教員とホストの禁断の愛を描くドラマだが、初回の平均視聴率は世帯で4.7%と木曜劇場史上最低の数字でスタートした。さらに2話は4.2%、3話は4.1%と台と微減しており、すでに”危険水域”との声が出ている。

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「木村が主演でこの数字というのは、予想外でした。というのも、テレ朝の大ヒットシリーズ『科捜研の女』『ドクターX』に続く木曜枠の看板ドラマになることを期待されていた『七人の秘書』(2020年)の主演を担ったのが木村でした。同ドラマは全8話の世帯平均視聴率が14.5%、最終回は16.7%と好調で、波に乗ってスペシャルドラマ、映画も制作されました。そうした実績を買われて、木村はコンプラ問題で燃え上がるフジテレビのドラマでの主演という“火中の栗”を拾うことになったと思われます。フジテレビのドラマ初主演となった木村ですが、“黒歴史”になる可能性もある」(週刊誌の芸能担当記者)

 視聴率以外でも、ここのところ不運が続いている。

 大人気アイドルとの共演で失敗できない重圧がかかる中、木村は放送開始前に体調不良で入院、ドラマの撮影がストップしたとのニュースが世間を騒がせた。さらにドラマの舞台でもあるホストクラブへの逆風も重なった。

「不運だったのは、放送開始直前の6月末に改正風営法が施行され、ホストクラブ名物のランキング・バトルや役職や成績を誇示するような広告が規制されました。ドラマ制作は法律の施行前か進んでいたため、ドラマの中では激しいランキング・バトルの様子などが描かれていますが、ホスト美化との批判を恐れたフジテレビは番組最後に異例の全画面注意喚起を行ったり、番組公式サイトでも注意を促すなど別の意味で話題になりました。スタート時点から、何かとネガティブな話題が付きまとっています」(同)

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