中森明菜のデビュー43周年を記念して開催された写真展「43rd ANNIVERSARY AKINA NAKAMORI PHOTO EXHIBITION」
中森明菜のデビュー43周年を記念して開催された写真展「43rd ANNIVERSARY AKINA NAKAMORI PHOTO EXHIBITION」
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 7月13日に「還暦」となる誕生日を迎える中森明菜。往年のファンからの人気は衰えることなく、今なお若者からも称賛の声が上がる中森明菜にまつわる記事を再掲する(この記事は「AERA DIGITAL」に2025年6月10日に掲載されたものを再編集したものです。本文中の年齢、肩書等は当時のもの)。

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 中森明菜のデビュー43周年を記念した写真展「43rd ANNIVERSARY AKINA NAKAMORI PHOTO EXHIBITION」が、6月7~9日までの3日間限定で開催された。中森明菜からのオファーを受け、撮影をしたのは、お笑い芸人の傍らフォトグラファーとしても活躍する「かが屋」の加賀翔。レンズ越しの中森明菜という存在に、撮影した加賀本人も、それを見に来たファンもメロメロだ。そんな初日の声を拾ってきた。

 中森明菜(59)の写真展「43rd ANNIVERSARY AKINA NAKAMORI PHOTO EXHIBITION」は、昨年12月に開催された「FANCLUB LIVE『ALDEA Bar at TOKYO 2024』」の様子をお笑いコンビ「かが屋」の加賀翔(32)が撮影したものを展示。写真展開催初日オープンの午前10時の1時間前に加賀は会場を訪れ、中森明菜本人からのオファーやお気に入りの1枚、そして、加賀だけに見せた中森明菜の“素顔”を語った。

 加賀は「まさかこんな大きなサイズの写真を飾っていただけるとは! この会場が、僕らが普段出ている劇場よりもデカいですよ! すごいです、感無量です!」と興奮気味に話し、記者に囲まれながらも、番組の企画の「ドッキリ」の壮大な仕掛けではないかという思いを拭えない。

中森明菜本人から撮影のオファーを受けたお笑いコンビ「かが屋」の加賀翔。囲み取材のカメラマンに負けないようにデカいカメラを持ってきたと笑いをとっていた
中森明菜本人から撮影のオファーを受けたお笑いコンビ「かが屋」の加賀翔。囲み取材のカメラマンに負けないようにデカいカメラを持ってきたと笑いをとっていた

 フォトグラファーに起用されたきっかけは、中森明菜からのオファーだった。かが屋が所属する事務所にメールがきたものの「中森明菜です。カメラマンをお願いします。」という文面で、「マネージャーが迷惑メールかと思って、開封しなかった」のだそう。そして、返信してみたら「本物」だった。詐欺メールでもなく、会場に来るまで半信半疑だったがドッキリでもなかった。

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