菅野美穂(写真:アフロ)
菅野美穂(写真:アフロ)

人気女優らしからぬ体当たり芸も

 さらに、「美ST」(23年11月3日配信)では、菅野が「家族(堺)は子どもに私が怒っていても黙っていてくれます」と明かしていた。続けて「寛容さって本当に大切なんだなって」と感謝していた。心の広い堺が夫だからこそ菅野も安心感を覚え、自然体でいられるのかもしれない。

「写真週刊誌でも家族の姿が報じられることがありますが、そこからも円満ぶりが垣間見えます。昨年4月には『FRIDAYデジタル』が、夫婦が公園で過ごす様子をキャッチしました。記事によると、公園内ではストレッチをしたり、犬をなでたりしていたそうです。近隣住人の証言として、堺さんはCMで見たままで変装もほとんどせず、いつもニコニコとあいさつもしてくれ、2人とも大物芸能人と思えないほど気さくだと伝えました。また、同年3月に配信された『NEWSポストセブン』で、一家で映画館に訪れ、ドラえもんの映画を鑑賞していたことが報じられたことも。私生活は素朴な日常を過ごしているところに和む人も多いと思います」(同)

 おしどり夫婦と称される芸能人カップルは数多くいるが、菅野と堺の2人はその中でもズバ抜けて仲がいいという。女性週刊誌の芸能担当記者はこう話す。

「近年は、2人のうちどちらかが連ドラや映画など大きな仕事が入ると、もう1人が仕事をセーブして家事や育児に励むという生活パターンにしているようです。結婚から10年以上が経過しても家庭円満でスキャンダルの心配もありません。ますます視聴者から信頼される俳優になっていくと思います」

 芸能評論家の三杉武氏は、菅野の魅力についてこう述べる。

「菅野さんは1993年の女優デビュー以来、常に第一線で活躍してきました。96年に主演を務めた『イグアナの娘』で注目を集めると、その後も、ドラマ『君の手がささやいている』で聴覚障害を抱えるヒロインを好演し、映画では艶やかな演技を見せた『さくらん』など、多くの作品でも存在感を放ちました。また、バラエティーでの活躍も目立ち、2020年に『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の大みそか特番に出演した際には変顔を披露したり、毒舌を放ったりと人気女優らしからぬ体当たりの芸を披露して称賛を浴びました。人気女優になってからも全く気取ったところがないので、業界内には菅野さんのファンも多い。夫の堺さんも家事や育児にはかなり協力的なようですし、今後も女優としてのさらなる活躍が見られそうです」

 アラフィフになっても高い好感度を誇る菅野。夫の堺と同様に、しばらく人気が衰えることはなさそうだ。

(丸山ひろし)

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