同じものを着る喜び
ギリシャでの半袖ニットもペルーのマウンテンパーカーも5000円以下で、お手頃価格とみられる。そんな、手の届くプチプラな洋服を購入することで佳子さまと「同じものを着る」ことができるというのは、「佳子さま売れ」を巻き起こす要因、とつげさんは推察する。
「皇室の方々は特別な存在で、そういう方々と同じ洋服を着ることで、何かしらの高揚感のようなものを感じるところがあるのではないかと思います。例えば、美智子さまには専属のデザイナーさんがいらして、公務ではオーダーものをお召しになることがほとんどで、私たちが同じものを着るということはまずできませんでした。しかし、佳子さまの場合は、店舗もしくは、オンラインで購入ができるわけです。佳子さまがお召しになっていて“かわいい”、しかも“お手頃価格”、“同じものが簡単に買える”その要素が合わさって、“佳子さま売れ”現象が起きるのでしょう」
購入したスカートは評判よく、一方で
気になるのは、つげさんが実際に購入した商品だ。つげさんは、24年ギリシャのパルテノン神殿を訪問された時に着用されていたとされる、ロイヤルブルーの半袖ニットと、20年に眞子さま(当時)のお誕生日の映像の中で、佳子さまがお召しになられていたとみられる「Noela」のレーススカート(税込17050円)を購入した。

レーススカートの購入のきっかけは、アイテムそのものが「素敵だったから」。
「レーススカートは、以前からこういうスカートが欲しいと思っていて、“佳子さまがお召しになっている! こういうのが欲しかった!”と思い、買いました」
探していたアイテムと佳子さまの着用されていたものが合致して即購入した、このレーススカートは周囲からの評判もよかったそうだ。
「デザインがおしゃれで、“すごく素敵ですね”って多くの人から言われました。一方で、ロイヤルブルーの半袖ニットのほうは、佳子さまがギリシャの青い空の下、パルテノン神殿などを視察されるときに着てらっしゃると華やかでしたが、自分が買って着てみると“あれ!?”って感じで……。シンプルなのはいいのですが、私が着ると普通っぽいニットになって。誰が着るかによって、洋服は違ってみえることを実感しました(笑)」
次はどんなアイテムが話題になるのか? 「佳子さま売れ」はまだまだ注目されそうだ。
(AERA編集部・太田裕子)
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