公務での洋服やアクセサリーなどにも注目が集まる秋篠宮家の次女・佳子さま。お召しになられた洋服が即完売することが、「佳子さま売れ」と呼ばれ、話題になっている。佳子さまが着用されたものと同じアイテムを購入したことがある、皇室番組の放送作家のつげのり子さんに、「佳子さま売れ」が起きる理由を聞いた。
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秋篠宮家の次女・佳子さまは、6月4日からブラジルを公式訪問されたが、そのときも「佳子さま売れ」現象が巻き起こった。そもそもブラジルには約2週間という長い訪問期間だったこともあり、行く先々での佳子さまのファッションには注目が集まっていた。
中でも、佳子さまが7日にサンパウロ近郊にある日系人の高齢者が入所する施設「憩の園」などを訪問したときお召しになられていたという、ファッションブランド「Viaggio Blu（ビアッジョブルー）」の「カメリアプリントワンピース」（税込59400円）の反響は大きかった。
今回だけでなく、2023年11月にペルー公式訪問のときにマチュピチュを訪れたときに着用されていたと思われるマウンテンパーカー（税込4790円）や、24年6月にギリシャ公式訪問のときにお召しになっていたとされるロイヤルブルーの半袖ニット（税込2990円）などは、瞬く間に「完売」、再販しても即完売という、まさに「佳子さま売れ」だった。
「佳子さま売れ」現象はなぜ起きる？
「佳子さま売れ」アイテムをこれまでに2つ購入したことがある皇室番組の放送作家で『佳子さまの素顔: 可憐なるプリンセスの知られざるエピソード』（河出書房新社）の著者のつげのり子さんは、佳子さまの着用されたものが売れる理由は「3つ」あると話す。
「一番にあげられるのは、お召しになったものが素敵に見えることです。佳子さまは、華やかな存在感をお持ち。一般参賀や園遊会などでお姿を拝見するとすごくスリムでスタイルもいい。モデルさんのようにどんな洋服をお召しになっても様になりますから」
佳子さまにお似合いの洋服は、その存在感とあいまってとても魅力的に見える。「佳子さま売れ」の大きな要因のひとつであろう。そんな洋服が、「トレンド感があるのに、お手頃価格だというのも大きい」とつげさんは指摘する。
「佳子さまは、洋服のセレクトが上手だと思います。おそらく佳子さまが自ら選んでいらっしゃると思いますが、どの洋服にもトレンド感があります。最近のブラジル公式訪問のときに注目されたワンピースは5万円台とみられますが、私が買ったギリシャ公式訪問のときのロイヤルブルーの半袖ニットは、“このくらいだったらお試しで買ってみてもいいかな”と思われる価格でした。値段がお手頃なのは大きいですよね」
