
地元・江戸川区に念願の一軒家
一方、私生活では14年に一般男性と結婚し、15年に第1子、17年に第2子を出産。「美ST ONLINE」(9月22日配信)では、もともと人見知りで、進んで人と話すタイプではなかったが、出産を経て心境が変化したと告白。産後入院中、医師や看護師が世話をしてくれ、いかに自分が人に支えてもらっているかを実感したという。そして退院後は自分で子育てをしなくてはいけないのに人見知りなどと言っている場合ではないと思い、自ら話しかけるようになり、プライベートでは少ないながらママ友もでき、仕事でも共演者と進んで話せるようになったと明かした。アイドル時代はクールでトガっているイメージもあった後藤だが、社交的になり穏やかさもにじみ出てきたところに新たな魅力を覚える人もいるだろう。
週刊誌の芸能担当記者は、「昔ヤンチャしてた近所のキレイなお姉さん」というパブリックイメージが衰えぬ人気につながっているのではと推測する。
「私生活については生まれ育った東京・江戸川区を離れたことがなく、とにかく地元が大好きで、ずっと区内に住んでいるとインタビューで明かしています。家から近くて安いスーパーにも出没し、卵が1パック70円の日があると、地元の人たちに混ざって並んでいるそうです。最近放送されたトークバラエティー番組でも、MCから『デビューしてからもずっと江戸川だったの?』と聞かれ、『そうなんです。39年』と返答。一番売れていた時代も、ずっと同区から通っていると明かしていました。また、江戸川区の魅力について、住みやすさを挙げ、顔なじみのおじいちゃんやおばあちゃんも多く、公園や学校、駄菓子屋もたくさんあるので子育てがしやすいとか。昨年、同区に一軒家を建てたそうですが、地元が大好きな“マイルドヤンキー”っぽいところに親近感を覚える人も多いのでは」
さらにファンをいつまでも大事にしているところもポイントだろう。
「かつて握手会に並んでくれたファンのことを覚えていて、昔からのファンが現在の活動についてどんな感想を持っているのかSNSでチェックしていると以前、インタビューで明かしていました。さらに、別のインタビューでは、私を本気で好きでいてくれる人は、ありのままの姿を受け入れてくれているので、そうしたファンの方を今後も大事にしていきたいと告白。公式ファンコミュニティーの会員向けコンテンツのチャットでも、ファンの子たちとは友達のように会話をしているとか。過去には不倫報道など危うさを感じることもありましたが、常にファンを大切にしているからこそ、影響は少なかったのだと思います。最近では、新たにファンになった高校生からも手紙が来るそうなので、今後も手堅く芸能活動を続けていくのではないでしょうか」(前出の週刊誌記者)