
「年内にも再婚」と占い師が予言
黒沢監督以外にも、堤幸彦監督や中田秀夫監督といった有名監督たちからも高く評価され、女優としての地位を確固たるものにした前田。こうしたなか「離婚の影響もあるのでは」と語るのは女性週刊誌の記者だ。
「俳優の勝地涼と2018年に交際半年で電撃婚をしましたが、その時期は仕事的にはキャリアの停滞期でした。一時は、芸能活動引退か、という声まで聞こえてきたほどです。流れが変わってきたのは21年に離婚し、シングルマザーになって個人事務所を設立したころから。覚悟が決まったのか、映画にドラマに舞台にと演技に邁進、現場でもムードメーカーになっているそうです。AKB時代は気難しさや感情の浮き沈みが指摘され、ネガティブなイメージもつきまとっていましたが、近年はバラエティーでモノマネ芸人のキンタロー。と笑顔で共演するなど、タレントとしても一皮むけた印象があります」
それに加え、最近は出演した「突然ですが占ってもいいですか?」(フジテレビ系)で「再婚」に触れたことも話題になった。
「番組では、占い師に早ければ年内にも再婚の可能性があると指摘され、思い当たる節があるような表情で喜びを表現していました。占い師から『優しい人は好きなのに優しすぎるとダメ。満たされると終わる。満たされすぎるのもダメ』と前田の恋愛観を説明されると、激しく同意して納得していました。離婚後、すぐにパリコレで活躍する有名若手ファッションデザイナーとの半同棲が報じられましたが、すぐに破局し、以降は恋愛に関する報道はありません。最近は顔立ちもすっかりシャープになり、アイドル時代の幼いイメージがなくなって“オトナの女性”然としてきた。SNSなどで披露される大人の女性らしいファッションなどを見ると、再び“モテ期”に入ったような印象を受けますね」(前出の記者)
エンターテイメントジャーナリストの中村裕一氏は、最近の前田の魅力についてこう分析する。
「23年公開のWOWOWのサイコサスペンスドラマ『ウツボラ』での妖艶で鬼気迫る演技が印象的でした。この作品で彼女は一人二役を演じ、激しいラブシーンとともに北村有起哉演じる作家を翻弄し、追い詰めていく姿に引き込まれました。やはり10代のときに国民的アイドルグループのセンターを務めただけあって、役に入り込んだときの集中力、ここぞというときの爆発力には目を見張るものがあります。もしかすると、若い頃に重ねた得難い経験や、形成された独自の価値観などが30代の今、芝居や表現に反映されているのかもしれません。その意味では他にはない存在だと思いますので、これから先も彼女にしかできない役や演技で大いに活躍してほしいですね」
ファッション誌の連載や情報番組のパーソナリティーを務めるなど、仕事の幅も急速に広がりつつある前田。キャリアも恋も大きく動きだすかもしれない。
(雛里美和)
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