
ソンさん(1998年生まれ・忠清北道出身/ソウル在住の日本企業社員)は、高校時代にTWICEのファンになり、日本人メンバーのサナの“かわいさ”に惹かれたと話す。ソンさんは、その延長で日本人女性への関心を抱くようになったという。日本の大学を卒業し、現在は日本企業で働きながら、日本人女性と交際している。
「サナを見たとき、“韓国の芸能人とは違う魅力”があると感じました。以前は日本人女性というと、派手なメイクや奇抜な髪形──いわゆる“ギャル”のイメージが強かったんです。でもK-POPに登場する日本人メンバーたちは、かわいくて優しくて、気遣いができる印象が強かった。
サナと直接会って日本語で話したいと思って、日本語を勉強し、日本の大学に進学しました。卒業後は韓国に戻って、ソウルにある日本企業に就職。現在は、同僚の紹介で知り合った日本人女性と交際しています。
韓国人男性と日本人女性の結婚の理想と現実
彼女は日本に住んでいるので月に1~2回会うのがやっとですが、とても満足しています。彼女は、僕がかねて思い描いていた“サナのような日本人女性”そのもの。結婚も視野に入れていて、今後もその気持ちは変わらないと思います」
韓国人男性の日本人女性への思いは強い。しかしなぜ、韓国人男性は、これほどまでに日本人女性に憧れてしまうのか。筆者自身、日本人女性と結婚しているので、理想と現実が違うことはわかる。実際に日本人女性と結婚したペさん(1982年生まれ・釜山出身/建築士)も、日本国籍の妻の諸手続きの大変さや子育ての難しさを口にする。