「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」で奉祝曲を歌うアイドルグループ「嵐」のメンバー=2019年11月9日、東京都千代田区
この記事の写真をすべて見る

 活動休止中の5人組人気アイドルグループ「嵐」が5月6日、グループの活動を終了することを発表しました。2019年に活動休止を発表し、2020年末に「ラストライブ」を開催するまでの「嵐」の軌跡を、記事で振り返りました。

*   *   *

「嵐」はなぜ5人にこだわる? 過去の発言から「真意」を読み解く(2019年2月「週刊朝日」掲載)
https://dot.asahi.com/articles/-/116685

 2020年をもって活動休止を発表した嵐。会見での5人にこだわる姿勢が印象的だった。「週刊朝日」では、初の主演映画「ピカ☆ンチ」が公開されていた頃に撮影された貴重な写真とともに、これまでの発言からメンバーの隠された思いを振り返っている。過去の発言からは、強い絆で結ばれたグループ像がよく見えてくる。
 

嵐の活動休止発表にファンはそのとき…共通する“思い”とは?(2019年2月「週刊朝日」掲載)
https://dot.asahi.com/articles/-/116699

 2020年いっぱいでの活動休止を発表した「嵐」。普通で自由な生活に憧れた大野智さんの意向を、メンバー全員が話し合うことで、うまく着地させることとなった。「嵐」のファンたちは、活動休止の発表を、どう受け止めたのか。
 

嵐、SNSでも破竹の勢い 登録者数200万人 活動休止後への置きみやげ?(2019年11月「週刊朝日」掲載)
https://dot.asahi.com/articles/-/118847

 デビュー20周年を迎えた「嵐」は2019年11月、今後の活動に関して会見。その模様は、開設間もない公式YouTubeチャンネルで配信され、最大70万人以上が視聴した。この会見では、ツイッター(当時)、フェイスブック、インスタグラム、TicTok、ウェィボーの5つのSNSでアカウントを開設すると発表。数日後にはツイッターのフォロワー数が180万人、インスタグラムは240万人を突破するなど、破竹の勢いを見せた。
 

皇居前広場を感動に包んだ「嵐」のひかえめな姿勢と雅子さまの涙 天皇陛下の即位を祝う祭典に3万人(2019年11月「AERA dot.」掲載)
https://dot.asahi.com/articles/-/118850

 2019年11月、天皇陛下の即位を祝う「国民祭典」が皇居前広場で開かれ、約3万人(主催者発表)が集まった。「嵐」はお祝いの歌を披露し、祭典がクライマックスを迎えると、皇后雅子さまが涙ぐむ場面もあった。
 

【独占】嵐5人が語る 配信ライブ、リモート紙芝居…コロナ禍の思い(2020年12月「週刊朝日」掲載)
https://dot.asahi.com/articles/-/80627

 2020年で活動を休止する「嵐」のメンバー5人が、そろって本誌の独占インタビューに60分にわたって応じた。コロナ禍での自粛期間の葛藤や、SNS「1年生」の試行錯誤など、これまでの21年の思い出をじっくり語った。
 

嵐5人にまた会う日まで 「This is 嵐 LIVE」で考えた不在時間の乗り越え方(2021年1月「AERA dot.」掲載)
https://dot.asahi.com/articles/-/77991

 2020年12月31日、「嵐」は活動休止前のラストライブ「This is 嵐 ライブ 2020.12.31」を東京ドームで行った。コロナ禍のために無観客開催となったが、ネット配信で世界中のファンが見守り、無観客とは思えない「ファンとの一体感」があった。そんなライブが実現できたのは、多忙を極める彼らが、最後の最後までファンに寄り添ったからだった。
 

(AERA編集部)

[AERA最新号はこちら]