――投資を始めるまでのいきさつを教えてください。
議員落選後は本当にひもじい生活をしていました。時々テレビに出させていただき、節約しながら貯金をしていました。2012年に野田佳彦さんと安倍晋三さんの党首討論で野田さんが異例の解散表明をした。僕はそこで「これから株価が一気に上がる」と考え、家中のお金をかき集めて、時価総額の大きな3~4銘柄に数百万円投資しました。それが始まりです。そこから大きく株価が上昇し、その後、数千万円の利益が出ました。
このまま株を持ち続けてももちろん上がり続けるという確信がありましたが、一方で不動産も上がるなと思った。どちらが自分にとっていいか考えた時に、住宅ローン減税もあり、住み続けるだけで資産価値が上がる可能性がある不動産投資のほうがいいと思った。それでマンションを購入したんです。その物件を売却した時は億単位のお金が入りました。そして今、そのお金で自分の事業をやっていこうと、地方創生事業に投資しています。
(構成/編集部・大崎百紀)