しかし、その卓越した演技力や表現力が出演作品を通じて世間にも広く認知されるようになり、女優としての支持を高めていくこととなりました。そうした中、その飾らない気さくな性格や仕事に対する真摯な姿勢、プロ意識の高さといったキャラクターの面も徐々に知られるようになり、好感度や親近感を高めていった印象です。特に近年は、仕事だけでなく家事や育児を頑張る姿が多くの人たちの共感を呼んでいます」
私生活では、自身の出演CM「UQモバイル」を手掛けた写真家の熊田貴樹氏と19年10月に結婚を発表。21年12月に第1子出産を報告した後も、日曜劇場「マイファミリー」(TBS系)をはじめとする話題作に続々と出演した。
これにより、子育てをしながら役者として第一線で活躍する“ママ俳優”のイメージが定着した多部だが、同時に料理や整理整頓などの家事全般を「苦手です」と自ら公言。そして、家事ベタを克服しようと日々奮闘していることをたびたび明かしている。
最近では、出演する「アフラック生命保険」の新CMに伴うインタビュー内で「揚げ物がすごく苦手」と告白。多部いわく、どうやれば焦げず、かつ中まで火が通った揚げ物を作ることができるのか……と悪戦苦闘しつつも、揚げ物好きの子どものために日々さまざまな揚げ物に挑戦しているという。
そんな多部に対し、ネット上では「私も揚げ物苦手だから、多部未華子さんに共感しきり」「多部ちゃんも家事が苦手同志だなんて、心強すぎる」といった好意的な反応が散見され、同時に「多部ちゃんほどの女優が『家事が苦手』って公言するの、珍しいよね」といった声も見られる。
事務所から「本性が出るからあまり…」
彼女のこうした一面は結婚前から知られていたのだろうか。前出の平田氏が語る。
「多部さんは独身時代から仕事現場やプライベートでの飾らないキャラクターに関しては一部で報じられたりもしていましたし、実際に過去に多部さんと仕事をともにした現場スタッフからもそうした類いの話は聞いたことがあります。他方、独身時代はインタビューなどでも自ら私生活に関する発言を口にする機会は少なく、やはり結婚、出産を経てママになり、プライベートに関する発信もするようになってからのほうがそうしたキャラクターが広く知られるようになっていますよね」