鴻上尚史さん(撮影/写真映像部・小山幸佑)
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 息子のことを消えてほしいと考えてしまうと話す57歳女性。中学ごろから反抗的になり、高校卒業後も働かずにいる息子。一人暮らしをさせても、家賃が払えずに、親が払った過去があり、怖くて独り暮らしをさせられない息子に対し、限界を感じているという。そんな女性に対し、鴻上尚史が「息子の状態を知るところから始めるべき」と伝えた理由とは。

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【相談252】

息子などいっそ消えてくれればいいとさえ思ってしまう自分がいてつらいです。(57歳 女性 生きるのがつらい母親)

 初めまして。私は57歳女性です。夫と26歳の息子と3人暮らしです。

 悩みは息子の事です。中学の頃からずっと反抗的で、それは成長過程にある事だと思うのですが、高校卒業後も働かずに自宅でパソコンの向こうの相手と話しながらゲーム攻略などで夜中に騒いでいます。もう長い事そんな生活です先日も「水道光熱費食費として月に1万円くらいは入れて欲しい」と話したところ、「そんなお金あったら引っ越ししてる」と言いました。本人は過去にアパート暮らしをしたことがあるのですが、掃除もせずに上記の通りです。家賃も払えず、やむなくこちらで払い、しかも使った部屋はまるで孤独死でもあったかの様な汚い有様で特殊清掃を頼まなければならない程の酷い汚し方でした。

 そんな過去もあり、ある意味怖くて一人暮らしをさせるのも考えてしまう弱気な私がいます。

 特殊清掃代も本人に払えるお金がなく、私たちが代わって払いました。今まで息子は変わらず部屋で寝るかパソコンゲームで小銭を稼いでいるようです。何故こんな人間になってしまったのか、私の育て方が悪かったとしか言いようがありません。息子に何か言い返されても口下手な私は何も上手い事が言えないふがいなさがあります。

 こんな息子などいっそ消えてくれればいいとさえ思ってしまうとんでもない母親の私です。愚痴ばかりになりましてごめんなさい。長文お読み頂き有難うございました。また誤字脱字乱文失礼いたしました。

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