家族の一員である愛犬アリソンについて語るpecoさん
この記事の写真をすべて見る

 pecoさんの日々の出来事について綴る連載「pecoの子育て&お仕事日記」。今回のお話は、愛犬・アリソンとの“運命”の出会いについて。6歳の息子の兄弟であり、家族の一員としてアリソンはかけがえのない存在。その出会いはryuchellさんと出演した番組がきっかけでした。

【写真】peco さんの愛犬「アリソン」はこちら!もふもふでカワイイ

*   *   *

 ワンちゃんはずっと飼いたいと思っていました。飼いたい気持ちが強くなったのは、2016年に「天才!志村どうぶつ園」の企画でryuchellと一緒に保護犬の一時預かりをする企画に出演させていただいてから。

 保護犬のことについて初めて詳しく知って、保護犬に対して「かわいそう」という言葉だけで括りたくないんですけど、残酷な現実も知り、それと同時に、一緒にロケをしていた保護犬施設の男性職員の方が話していただ言葉が印象に残っています。「犬は裏切らない」と。

 裏切らないって、ホントにそうだなって。保護されたワンちゃんが、それまでとてもつらい目にあっていたとしても、そのワンちゃんに対して、人間がちゃんと愛情を持って大事に接していれば、人間を受け入れてくれる。その姿に、感動という言葉ではいい尽くせないのですが、「こんな純粋な子っていないよな」と心を打たれました。私も、いつかワンちゃんを迎えられるタイミングがきたら、絶対に保護施設から受け入れたいと、ずっと思っていました。

息子の誕生で一旦諦める

 当たり前だけど、ワンちゃんと暮らしたいといっても、それは命を受け入れて育てるわけだし、「ワンちゃん、欲しい~」というテンションだけでは絶対に受け入れてはいけない。本当にずっと欲しかったけど、いまの生活だとワンちゃんを寂しい思いをさせてしまうのではないか?とか、いま住んでいる家にワンちゃんが来るのは現実的ではないのではないか?とかずっと考えながら、欲しいな欲しいな……と、その気持ちは年々マシマシになっていました。

 息子が生まれてきてくれたあとは、息子の子育てでいっぱいいっぱいだったし、そこにワンちゃんなんていうのはムリだったので、一旦は、ワンちゃんが欲しい気持ちは置いておいておきました。息子が3~4歳になって、少し子育てに余裕ができたときに「やっぱりワンちゃんが欲しいな」と再び思い始めた。

次のページ
ryuchellから「実は」と告白