
バレンタインチョコ「400個」もらった伝説も
今のところは猫との“2人暮らし”が続いているようだ。
とはいえ、これだけの美貌を持つ真琴さんゆえ“モテる”ことは間違いない。バレンタインデーの「お渡し会」では、400人のファンからチョコレートをもらったこともあった。宝塚の「男役」は女性ではあるが、女性ではない……ある意味特別な存在だ。男役としてあるべき姿を、真琴さんはどう考えているのだろうか。
「宝塚の男役というのは、男性、女性を超えたところにあるんじゃないかと思っています。私の同年代の友達がいま宝塚にハマっているんですけど、『何がいいって、現実を忘れさせてくれるところなのよ』と言っていました。恋愛感情というより、憧れやときめきのほうが多いから、安心して家族も一緒に応援できる、そういう存在ではあるのかなと思います」
常に凜としたオーラを放つ真琴さんにも「現実を忘れさせてくれる」魅力がある。宝塚時代から見てくれていたファン、最近になってから真琴さんのことを知ってファンになってくれた人、いろんな人が真琴さんを待っている。芸能生活35周年のイベントは新型コロナウイルスの影響で開催できなかったため、40周年はファンの人の前でライブをやりたいと考えている。
「私は宝塚の王道を歩んでいないのに、2つの劇場のこけら落とし公演をさせてもらいました。本当に恵まれていたと思います。劇場ではいつもお客さまを見て、どうしたらいいのかを考え、自分なりに研究してきたからこそ、運をつかめたのかなとも思います。今も、応援してくださる、見てくださる方がいるから『真琴つばさ』として生きられていると思っています。本当にありがたいですね」
(藤井みさ)

