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24日(月)振替休日の3連休にかけて、寒波による大雪や厳しい寒さが続きそう。交通障害など影響が長期間に及ぶため、予定の変更も検討を。25日(火)以降は寒さが和らぎ、なだれや屋根からの落雪に注意が必要です。

3連休にかけて大雪 厳しい寒さ

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19日(水)にかけて冬型の気圧配置が強まり、上空1500メートル付近でマイナス9℃以下の強い寒気が西日本まで南下する予想です。また、北日本の上空約5000メートルにマイナス39℃以下の寒気が流れ込むため、雪雲が発達しやすいでしょう。日本海側は広く雪が降り、東北や北陸を中心に短時間で積雪が急増するおそれがあります。太平洋側にも雪雲が流れ込み、関東甲信や東海の内陸の山沿いなどで大雪。岐阜県は平地でも大雪となる所があるでしょう。全国的に北よりの風が強く、真冬の寒さになりそうです。

20日(木)以降も断続的に強い寒気が流れ込むため、日本海側では長い時間、雪が降り続くでしょう。山沿いを中心にさらに積雪が増えるため、車の立ち往生や交通機関の乱れなど大雪による影響が長引きそうです。太平洋側は広い範囲で晴れますが、大阪など市街地でも雪の降る所があるでしょう。3連休も最高気温は10℃に届かない所が多く、朝晩は厳しい冷え込みが続きます。本州の内陸や北海道では、水道の凍結にご注意ください。

25日以降は気温上昇 なだれや落雪に注意

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25日(火)は日本海側も含めて、広い範囲で晴れる見込みです。ようやく寒波も抜けて、寒さが和らぐでしょう。積雪が多い地域や新たに雪が積もる所では、なだれや屋根からの落雪が起こりやすくなります。雪下ろしをする際は、必ず2人以上で安全を確保して行ってください。

26日(水)は西から天気が下り坂で、27日(木)にかけて雨の範囲が広がるでしょう。沿岸部を中心に雨や風が強まりそうです。28日(金)以降は晴れ間があっても、急な雨にご注意ください。気温は曇りや雨でも平年より高く、九州から関東の最高気温は15℃を超える所が多いでしょう。ただ、朝晩は冷えますので、服装でうまく調節してください。

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