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明日17日(月)の関東地方は次第に北風が強まるでしょう。夕方から夜にかけては沿岸部を中心に、砂埃がたったり、風に向かって歩きにくくなったりするような強い風が吹きそうです。列車の運行や高速道路の速度規制など、交通機関への影響に注意が必要です。

冬型の気圧配置へ 北風が強まる

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明日17日(月)の関東地方は晴れますが、午後は次第に北風が強まるでしょう。風のピークは明日の夕方から夜で、明後日18日(火)の朝にかけては、沿岸部を中心に砂埃がたったり、風に向かって歩きにくくなったりするような強い風が吹く所がありそうです。

13日(木)は関東の広い範囲で今シーズン最も強い風を観測し、列車の運行が乱れるなど、あちらこちらに強風による影響が出ました。明日17日(月)は、その時ほどではないものの北よりの季節風が吹き荒れ、沿岸部を通る列車や道路を中心に強い風の影響を受けるおそれがあります。ダイヤの乱れや速度規制をこまめに確認し、時間に余裕をもって行動するとよいでしょう。

風が強まるのは夕方以降ですので、明日の朝は油断しがちです。洗濯物を外に干す場合は、飛ばされないよう洗濯バサミなのでしっかりとめておきましょう。強く冷たい北風により、夜は朝より寒く感じられますので、お出かけの際は寒さ対策も忘れないようにしてください。

また、空気の乾燥した状態が続いており、火災が発生しやすくなっています。ひとたび出火すると強風により延焼範囲が広がるおそれがあります。火の取り扱いにはいつも以上に注意が必要です。

一部でにわか雨やにわか雪の可能性も

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なお、明日は晴れる所が多いものの、気圧の谷の影響により、朝から夕方にかけては、千葉県や茨城県など沿岸部を中心に、局地的に雨雲や雪雲がわく可能性があります。雷が鳴って一時的に降り方が強まることもありますので、天気の急な変化にお気をつけください。

18日(火)からグッと寒くなる

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関東地方では、本格的に寒さが戻るのは18日(火)からです。
この週末は比較的気温が高く、3月から4月上旬並みの陽気となりましたが、18日(火)以降は日中も10℃に届かない所が多く、真冬のような寒さが戻ってきます。朝晩の冷え込みも強く、東京都心など都市部でも0℃近くまで下がる日があるでしょう。
いったん暖かさを感じた後だけに体にこたえる寒さとなりそうです。無理をせず暖かくしてお過ごしください。

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