![メイン画像](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/3/a/692mw/img_3a011c82d3f0782dd6da39d00e70bee194878.jpg)
17日(月)から日本付近は次第に冬型の気圧配置が強まり、強烈な寒波が襲来するでしょう。今回の寒波も長期間、居座る見込みです。日本海側を中心に冬の嵐となり、警報級の大雪や暴風雪となる恐れがあります。交通障害に警戒を。全国的に厳しい寒さとなる見込みです。
17日(月)頃から再び「強烈寒波」 影響が長引く恐れ
17日(月)は気圧の谷が日本付近を通過して、次第に冬型の気圧配置が強まるでしょう。上空1500メートル付近でマイナス9℃以下の強い寒気が西日本まで流れ込む見込みです(平地で雪が降る目安はマイナス6℃以下)。
今回の寒波も前回の立春寒波と同様に長く居座る見込みで、次の週末にかけて影響が長引く恐れがあります。
警報級の大雪や暴風雪の恐れ
![画像B](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/6/0/692mw/img_608149c148be90a2f97807018c6fbb1e50725.jpg)
17日(月)から19日(水)頃にかけて、日本海側を中心に雪や風が強まり、冬の嵐となるでしょう。青森県や新潟県、富山県、石川県、福井県、長野県北部、群馬県北部、岐阜県や滋賀県北部では警報級の大雪となる恐れがあります。また、青森県や秋田県、山形県、新潟県、岩手県沿岸、宮城県東部、福島県中通りや浜通りでは暴風雪や暴風の恐れもあります。
ドカ雪や、見通しのきかないホワイトアウトとなる可能性があり、車の立ち往生など交通障害に警戒が必要です。また、これまで積もった雪の上に、新たに雪が積もることで滑り落ちる「表層なだれ」が発生しやすくなります。なだれや屋根からの落雪にも注意が必要です。
20日(木)以降も冬型の気圧配置が続き、寒波が長く居座るでしょう。日本海側はさらに積雪が増える見通しです。普段、雪の少ない東海や近畿などの太平洋側にも雪雲が流れ込む所がありそうです。積雪や路面の凍結に注意が必要です。
来週は厳しい寒さ 春遠のく
![画像C](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/f/4/692mw/img_f4c7dbe10e87299c68b3bf51c39f3402112742.jpg)
寒気が列島をすっぽりと覆う18日(火)以降は再び厳しい寒さとなるでしょう。最高気温は札幌市や秋田市は0℃前後と凍えるような寒さとなりそうです。金沢市では5℃以下と平年を下回るでしょう。名古屋市や大阪市、福岡市は10℃に届かず、真冬並みの厳しい寒さとなりそうです。東京都心も冷たい北風が吹きつけ、最低気温は0℃前後まで下がるでしょう。体調管理にも注意が必要です。
風雪・大雪・低温に伴うリスク
![画像D](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/f/1/692mw/img_f1c8a7b04a5fa884b8c24d470cd52c4797444.jpg)
風雪や大雪、低温によって以下のようなリスクがあります。
(1)停電(倒木や雪の重みで電線が切れることで発生する恐れがあります。)
停電に備えて、懐中電灯や防寒着、毛布などを準備しておくと良いでしょう。
また、電源を確保するため、モバイルバッテリーも用意しておくと安心です。
(2)水道凍結(最低気温がマイナス4℃以下になる時や真冬日が続いた時に凍結する可能性があります。)
事前に、水道管の中から、水を抜いておきましょう。また、屋外で、むき出しになっている水道管やメーターは、発泡スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておいてください。
(3)商品の品薄(交通網マヒによる物流遅延により発生する可能性があります。)
事前に食料品は少し多めに買い、暖房用の燃料も少し多めに確保すると安心です。
![](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/3/d/800m/img_3dad5b955a6525e33c7fc125ac4dbc97674138.jpg)
![](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/e/8/846m/img_e8047952f87695e41fc0279845894017740161.jpg)