菅田将暉の家族も演技にほれた
5月5日に行われた「銀河鉄道の父」の初日舞台あいさつでは、白いノースリーブのワンピース姿で登場。黒髪ストレートのヘアスタイルも相まって、SNSでは「色気すごい。大人七菜も大好き」などと絶賛の声が相次いだ。また同17日に行われた「君は放課後~」の完成披露上映会でも、レースが施された白いノースリーブのワンピースで登場。透明感はそのままに、大人っぽさが増した印象だ。
「一時は『新あざとい女優』などと呼ばれ、一部の女性からはウケが悪かった。森さんは丸顔でまん丸な瞳が魅力的な小動物系のかわいらしさですが、小柄であることから、どうしても上目遣いになってしまう。また、若いころは素朴であか抜けない感じを前面に出していたこともあったので、それらを“あざとい”と感じた視聴者もいたのでしょう。しかし実際に会った人にはとても好印象のようで、『銀河鉄道の父』のメイキング映像や舞台あいさつからは、役所広司さんや菅田将暉さんがとてもかわいがっている様子が伝わってきました。菅田さんは、家族が映画を鑑賞後、森さんのことしか言わないくらいファンになっていたと語っており、いろんな人を巻き込む力も持っているなと思いました。まだ21歳ということで、末恐ろしいですが、将来的に大女優になる素質は十分でしょう」(前出の制作スタッフ)
芸能評論家の三杉武氏は森七菜についてこう述べる。
「森さんは弾けるような笑顔とナチュラルなかわいらしさで人気を博していますが、表現力も豊か。映画『ラストレター』では一人二役に挑戦し、『青くて痛くて脆い』では原作小説では存在しない少し陰のある不登校の少女を巧みに演じていました。アイドルになれなかったアルバイト店員がコンビニのスイーツ開発に奮闘する姿を描いた連ドラ初主演作『この恋あたためますか』も好評でした。透明感や親しみやすさを感じさせるイメージだっただけに、事務所移籍に関する一連の報道は逆風になってしまいました。しかし、騒動も沈静化し、今夏放送のドラマをはじめ、今後はパワーアップした演技力で、さらなる活躍を見せてくれそうです」
騒動を乗り越えて“強く”なった森の、また芸能界を席巻する姿が拝めそうだ。
(高梨歩)
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