愛子さま「かっちり」佳子さま「ふんわり」
この「紅白コーデ」や『日本伝統工芸展』鑑賞のときのおふたりの装いから、おふたりのファッションを分類するとしたら、愛子さまは「かっちり」系、佳子さまは「ふんわり」系というところか。
「愛子さまが成年皇族になられてからの公的なお出ましでは、割りとかっちりとした装いが多くみられますね。
22年11月24日、東京国立博物館『国宝東京国立博物館のすべて』を鑑賞された時は、水色に紺色の縁取りがあるノーカラーのジャケットに紺色のスカート。紺色は知性を表す色。引き締まった印象です。
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また、22年12月『Drコトー診療所』チャリティー上映会では、ラウンドカラーのピンク系のツイードジャケットに、ピンクのスカートでした。ツイード素材ではありながらポケットのフラップ部分と前一列に並んだ丸いボタンが、きちんと感を出しています」
一方、佳子さまは「近年、レースや柔らかい素材の装いをよくお見受けします」と青木氏は話す。
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「22年10月11日、栃木国体の閉会式では、紅色のレースのワンピースでした。この時は、栃木の名産のイチゴに合わせてこの色を選択されたのでは、と話題になりました。
イヤリングも赤、白い帽子にもドレスと同色のリボンがあしらわれ、土地柄に合わせた佳子さまのお心が感じられるファションでした。
23年8月1日、甲子園球場での第27回全国女子高校野球選手権大会での決勝戦観戦の時は、白地に紺の水玉のワンピースで、フェミニンな装いでした。お辞儀をされた際にフレアスリーブが風にゆらゆらと揺れ、笑顔とともに佳子さまの優雅さが際立ちました。柔らかい素材のファッションは、会場の方々の緊張感をほぐす効果もあるでしょう」