〈愛子さまと佳子さまの存在感〉愛子さま「かっちり」佳子さま「ふんわり」　プリンセス・ファッションの違いの意味

話題になった「紅白コーデ」

　愛子さま、佳子さまの装いで思い出されるのは「紅白コーデ」だ。昨年11月の秋季雅楽演奏会で、おふたり揃ってのお出ましは初めてだったことで話題にもなった。
 

「2022年11月5日、愛子さまと佳子さまは一緒に雅楽を鑑賞されました。その時、愛子さまは白にも見える薄ピンクのスーツ、佳子さまは紅色のスーツでした。

　おふたりとも『スーツ』という点では同じ形式でしたが、襟の形が、愛子さまはテーラードタイプ、佳子さまはやや柔らかいタイプのラウンドカラーでした。

　愛子さまのスーツは、インナーと襟に格子柄の布があしらわれ、白系という色の効果もあり、ちょっと改まった印象でした。一方、佳子さまのスーツのボタンは花のモチーフ。赤い地色と相まってちょっと可愛らしい印象でした。

　ネックレスは『日本伝統工芸展』鑑賞のときと同じで、愛子さまは一連パールのネックレス、佳子さまはステーションタイプのもの。

　愛子さまも佳子さまもバランスの良いファッションでしたが、スーツの襟の形や、アクセサリー、全体の雰囲気が、愛子さまはかっちりと、佳子さまは格としてはやや控えめで、可愛らしい感じでしたね。愛子さまからは清楚、佳子さまからは可憐な印象を受けました」