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中国地方は、今週末は天気の崩れがあるものの、寒さが和らぐでしょう。桜が咲くころの暖かさとなるところもありそうです。ただ、週明け17日(月)からは再び強い寒気が流れ込むため、日本海側を中心に雪が降り、真冬の厳しい寒さとなるでしょう。寒暖差で体調を崩さないよう、お気をつけください。

今日13日(木)午後は天気回復へ

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今日13日(木)の中国地方は、一時的に寒気が流れ込んでいる影響で、日本海側の東部を中心に雪や雨が降っています。ただ、午後は寒気の流れ込みが弱まるため、天気は回復に向かうでしょう。夕方には雪や雨がやみ、瀬戸内側を中心に晴れる所が多くなる見込みです。

17日(月)から上空に強い寒気が流れ込む

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向こう一週間の予想天気図と上空1500m付近の寒気の予想を見ると、明日14日(金)は高気圧に覆われますが、15日(土)は東シナ海に前線がのび、中国地方は気圧の谷や湿った空気の影響で天気は下り坂へと向かうでしょう。16日(日)の日中は低気圧や前線が離れ、天気は持ち直す見込みです。ただ、17日(月)からは中国地方の上空に強い寒気が流れ込むでしょう。西高東低の冬型の気圧配置となり、等圧線の間隔が狭くなる見込みです。

週末にかけて寒さが和らぐが 週明けから真冬に逆戻り

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中国地方は14日(金)は全般に晴れて、季節風も弱まるため、寒さが和らぐでしょう。朝は冷え込みますが、日中は日差しのぬくもりが感じられる見込みです。
15日(土)は次第に雲が多くなり、夜は山口県など西部で雨が降り出すでしょう。16日(日)の昼前にかけて雨が降る見込みです。山間部では雪になるでしょう。午後は次第に晴れる見込みです。最高気温は15℃くらいと、3月中旬並みの所もあるでしょう。山地では雪崩に注意が必要です。
また、少ないながらもスギ花粉が飛ぶ見込みです。花粉症の方は万全な対策を行ってください。

17日(月)からは、中国地方の上空に強い寒気が流れ込むため、日本海側を中心に雪が降るでしょう。季節風が強まり、一段と厳しい寒さになる見込みです。

寒暖差で体調を崩さないよう、お気をつけください。

ヒートショックを防ぐ4つのポイント

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冬の時期は、暖かい部屋から寒い部屋への移動など、急激な温度の変化によって身体がダメージを受ける「ヒートショック」が発生しやすくなります。ヒートショックを防ぐには、次の4つのポイントを覚えておいてください。
① 脱衣所や浴室は、入浴する前に暖めておきましょう。暖かい部屋から寒い脱衣所や浴室に入り、その後、浴槽につかると、寒暖差で血圧が急激に変化してしまいます。浴室に暖房設備がない場合は、シャワーを使って浴槽に給湯したり、浴槽のお湯が沸いたらよくかき混ぜた後、蓋を取って湯気を充満させたりするのも、効果的です。
② 入浴の際は、お湯の温度は41度以下、時間は10分以内を心がけましょう。入浴する時間帯は、夜遅い時間帯だと冷え込んできますので、早めの時間帯を心がけてください。
③ 浴槽で体を暖めた後は、できるだけゆっくり立ち上がるようにしましょう。手すりがあれば活用し、手すりがない場合でも、浴槽のへりにしっかり手をかけて、立ち上がってください。
④ 食後すぐの入浴や、飲酒後の入浴は、避けましょう。食後に血圧が下がりすぎる食後低血圧によって失神することもありますし、飲酒によっても一時的に血圧が下がります。体調の悪い時も、入浴は避けてください。

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