NHK大河ドラマ初出演も話題の飯島直子
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 横浜流星が主演を務める「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で、NHK大河ドラマ初出演を果たした俳優の飯島直子(56)。彼女の迫力のある演技と美貌が改めて注目されている。

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 同作で飯島が演じるのは、主人公・蔦屋重三郎(蔦重)の養母である“ふじ”。高橋克実演じる駿河屋の妻で、蔦重のような身寄りのない子どもたちを育て、見守る慈愛の人だ。エンタメ誌の編集者が話す。

「『べらぼう』では江戸時代の時代考証に合わせ、飯島さんをはじめ、かたせ梨乃さん、水野美紀さん、安達祐実さんら女将役の俳優が眉なし姿を披露。中でも飯島さんの様変わりぶりが話題となり、『飯島直子、どこに出てた?』『もはや飯島直子を探せ状態』などと見失う視聴者が続出しました。同時に、飯島さんが劇中で見せる笑顔が『いくつになっても本当にかわいい』とファンを魅了しています」

 飯島は近年、2016年と17年に公開された映画「HiGH&LOW」シリーズに出演。日本の裏社会を支配する極道連合組織「九龍グループ」の初代総裁(津川雅彦)の妻役を好演した。さらに、24年7月期のテレビ朝日系連続ドラマ「伝説の頭 翔」では、暴走族・チーマー・ギャングの集合体「グランドクロス」の頭である主人公の祖母で、レディース「紅」の初代総長というパンチのある役を演じていた。前出の編集者が言う。

「飯島さんは、強面男性の妻役やヤンチャな息子を優しく見守る女性といった役がよく合う。それも、彼女がそこにいるだけで酸いも甘いも噛み分けたような貫禄を醸し出せるからでしょう。『べらぼう』でも、吉原で強く生き抜く女性の凄みを漂わせつつ、重三郎の奮闘を見守るふじの眼差しが『泣ける』と評判です」

「ジョージア」のCMが一世風靡

 飯島といえば、日本テレビ系深夜番組「11PM」のカバーガールとして芸能界入りし、1994年から2000年まで缶コーヒー「ジョージア」のCMに出演したことで“癒やし系女優”として一世を風靡。当時、飯島のファッションやメイクをマネする「ナオラー」と呼ばれる女性が続出し、「タレントCM起用社数ランキング」では数年にわたり年間首位を獲得していた。

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