![メイン画像](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/0/1/692mw/img_010371796f4959f67e3ab0882cb08b1361315.jpg)
今日9日(日)も厳しい寒さの所が多いでしょう。花粉の飛散量は関東から九州で「少ない」見込みです。ただ、「少ない」飛散でも症状がでる場合がありますので、花粉症の方は対策をしておくと安心です。2月下旬になると東京や高松、福岡でスギ花粉のピークになるでしょう。
スギ花粉の飛散 関東~九州はまだ「少ない」
東京都など今シーズンは早い花粉の飛散開始となりましたが、まだ花粉の飛散量は多くなっていません。
今日9日(日)も強い寒気の影響で、全国的に厳しい寒さでしょう。関東から九州の花粉の飛散量は急増することはなく、「少ない」見込みです。ただ、「少ない」飛散でも症状がでる場合がありますので、花粉症の方は対策をしておくと安心です。
10日(月)以降もまだ花粉の飛散量は「少ない」所が多いでしょう。ただ、2月後半になると次第に飛散量は増え、2月下旬からは花粉のピークを迎える所がありそうです。
各地のピーク時期は?
![画像B](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/1/e/692mw/img_1e1fc3ecfd7533c1494749b501a31fab60974.jpg)
スギ花粉が非常に多く飛ぶピークの時期は、福岡・高松・東京で2月下旬からの見込みです。3月上旬から中旬には、広島、大阪、名古屋、金沢、仙台など広い範囲でピークとなるでしょう。各地とも、おおむね例年並みの時期で、ピークの期間は10日から1か月ほど続く見込みです。また、ヒノキの花粉のピークはおおむね3月下旬から4月上旬になるでしょう。3月の気温が高めに推移することから、ヒノキのピークは例年より早い予想で、期間は5日から2週間ほど続く見込みです。仙台はヒノキの飛散量は少なく、はっきりしたピークは現れないでしょう。
強い風が吹く日や、急に暖かくなる日には、花粉の飛散が極めて多くなり、1平方センチメートルあたり100個以上観測される日がありそうです。花粉情報や気象情報を確認して、万全な対策を心がけましょう。
外出時の花粉対策
![画像C](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/5/d/692mw/img_5d6ae2eb44b90859fa192ee890a7123393142.jpg)
花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。
① メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。
② マスク
感染症予防として使用している方も多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。
③ 衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。
![](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/a/9/800m/img_a9c5d20a10b6ccff0351bd20b310b106695431.jpg)
![](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/7/f/846m/img_7f5f1acd9ff6dba73e58abb737ecfe6c1502319.jpg)