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山口智充(55)という名前を聞いて、多くの人が思い浮かべるのは「ぐっさん」の愛称とともに、柔和な笑顔を見せる姿だろう。だが最近、その姿をテレビ番組で見ることはめっきり少なくなった。先日は久々にウェブニュースのインタビューに登場したことが話題となったが、ぐっさんは今、何をしているのか。
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「山口さんは近年、地方局を中心に地道に活躍を続け、昨年芸歴30年を迎えました。先日、『集英社オンライン』のインタビューが掲載され、久々に全国区のニュースとなっていましたが、現在は『山口智充の人生をどう楽しむか』を軸にして、仕事に向き合っているとも語っていました。SNSでは、この記事に関して『歌がうまくトークも盛り上げ上手。多趣味でなんでもできるぐっさんは一無二の存在』『ぐっさんみたいな立ち位置の芸人は貴重』と応援する声が目立っていましたね」(テレビ情報誌の編集者)
全国区の活躍は激減し、世間では「消えた」「干された」など評価も飛び交う。若年層にはもはや芸人ではなく、「東急リバブルのCMに出てる人」と認識する人も多いようだ。だが、そのCMも2022年に終了。最近の活動ぶりはというと……。
「山口さんは現在、地方局・BSあわせて3本のレギュラーを持っています。東海テレビの『ぐっさん家~THE GOODSUN HOUSE~』は放送20周年を超え、昨年放送1000回を迎えた人気番組となっています。実在する名古屋のアパートに暮らしているという設定で、そこを拠点に東海3県の各地を散策するという内容の番組です。土曜の夕方にもかかわらず視聴率2桁をたびたび獲得し、東海地方では絶大な知名度を誇っています。打ち合わせなし、台本なしのぶっつけ本番で、ぐっさんの素の姿が垣間見えることから、シンプルな作りにもかかわらず視聴者の反応はよく、開始当初は業界内でも斬新なスタイルが話題となりました」(民放バラエティー制作スタッフ)
このほか、放送開始から15年続く「グッと!地球便」(読売テレビ)や、各地の漁港を紹介する「魚が食べたい!~地魚さがして3000港~」(BS朝日)など、ナビゲーター・MCとしても活躍している。テレビ以外では、全国50カ所で開催されるライブツアー「ぐっさんのハッピーオンステージ」をはじめ、各地のイベントに出演するなど、音楽、モノマネ、トークなど多彩な才能を生かした活動を展開している。そもそも、彼の多彩ぶりは芸能界でもひと際目立っていた。