今日2日(日)の関東甲信は昼ごろにかけて雨や雪が降り、山間部では雪の積もる所があるでしょう。平野部は雨の所が多いですが、一時的に雪がまじる可能性があります。内陸部ではうっすら雪が積もることも考えられますので、積雪や路面の凍結に注意が必要です。
関東甲信 積雪は山沿いが中心 平野部は内陸部でうっすら積雪に注意
今日2日(日)の関東甲信は、弱い雨や雪が降っています。午前7時現在、東京都心など南部の平野部は雨ですが、箱根峠など標高の高い所では雪が降っており、路面に雪の積もっている所があります。
関東甲信は昼ごろにかけて雨や雪の降る所が多く、山沿いでは雪の積もる所があるでしょう。平野部は雨の所が多いですが、一時的に雪がまじる可能性があります。特に内陸部では気温が2℃台まで下がってきている所があり、昼頃にかけて雨から雪に変わる所がありそうです。平野部でも内陸部を中心にうっすら雪が積もることが考えられます。
2日6時から3日6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
関東地方北部の山地 2センチ
関東地方北部の平地 2センチ
箱根から多摩地方や秩父地方にかけて 8センチ
関東地方南部の平地 3センチ
甲信地方 8センチ
となっています。
予想より地上気温が低くなった場合や、降水量が多くなった場合には、警報級の大雪となる可能性があります。
昼ごろにかけては念のため雨や雪の降り方に注意し、お出かけの際は速度規制などの道路状況や気象情報をこまめに確認してください。
積もらなくても今夜~明日の朝は路面凍結に注意
東京都心周辺では道路に雪が積もる可能性は低いものの、内陸部などで路面が濡れたままの場合は、凍結する可能性があります。特に今夜から明日3日(月)の朝にかけて車を運転される方は、雪が積もっていなくても油断せず、いつも以上に慎重な運転を心がけてください。山沿いでは場所によって積雪している可能性がありますので、念のため道路状況をこまめに確認し、時間に余裕を持って出発するとよいでしょう。
路面の凍結 特に注意すべき所は
雪や雨が降って濡れた路面は、気温が下がると、凍結してしまいます。中でも、路面の凍結に注意が必要なのは、次の4か所です。
(1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。
(2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。
(3)交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。
(4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。