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2月1日から2日は西日本と東日本で冷たい雨。関東は雪が降る可能性も。4日から6日頃は、日本海側で大雪や吹雪。西日本太平洋側の平地も、積雪や路面凍結に注意。

2月1日(土)~2日(日) 冷たい雨 関東は平地で雪の可能性

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2月の初めは、低気圧が西日本から東日本の南を進みます。
1日の午後は、九州から近畿で次第に冷たい雨が降り、2日は雨の範囲が東海と関東まで広がるでしょう。関東では、朝のうちは平地も雪の降る可能性があります。現時点の資料では、降る時間は短く、降り方も弱い予想となっていますが、低気圧の発達の度合い等によって状況が変わってきますので、最新の情報をご確認ください。
3日は次第に冬型の気圧配置となり、雪や雨の範囲が日本海側へ移るでしょう。

4日(火)から6日(木)頃 大雪や吹雪 交通の乱れが拡大する恐れ

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4日から6日頃にかけては、冬型の気圧配置が強まります。
平地で雪の目安となる寒気(上空1500m付近でマイナス6℃以下)が九州南部まで南下するでしょう。平地で「大雪」の目安となる強い寒気(上空1500m付近でマイナス12℃以下)が、北海道から本州の日本海側、九州北部、さらに、四国や紀伊半島など西日本の太平洋側にも流れ込んできます。
日本海側は広い範囲で雪が降り、短い時間で積雪が急増する所もあるでしょう。風も強く、吹雪により見通しが悪くなりそうです。西日本の太平洋側や、名古屋市周辺など東海の平地にも雪雲がかかり、雪の積もる所や路面の凍結する所がありそうです。
交通の乱れが大きくなることが想定されます。特に長距離の移動をご予定の方は、計画に幅を持たせると良さそうです。

8日(土)~13日(木) 日本海側は雪や雨 晴れる太平洋側も寒さ続く

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この期間も、寒気の影響を受けやすいでしょう。
北海道から東北の日本海側は雪の降る日が多く、仙台をはじめ東北の太平洋側にも雪雲の流れ込むことがありそうです。北陸から山陰、九州北部にかけても、連日のように雪や雨が降るでしょう。
関東から西の太平洋側は大体晴れますが、9日頃は名古屋市や大阪市をはじめ、所々で雪が降りそうです。

気温は、1週目から2週目を通して、全国的に平年並みか低く、寒さが続くでしょう。体調管理を万全にして、お過ごしください。

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